●SCR-268(Signal Corps Radio no.268=通信隊無線機268号)は正確な照準能力と自動追尾システムおよび対空サーチライトの指揮などを行うために開発された米陸軍初のレーダーシステムです。
●1936年12月に試作機を稼動させた後も改良を続け、1937年5月のデモンストレーションで試作機は標的としたB-10爆撃機を16km先から問題なく捕捉し、レーダー観測データをサーチライトの操作チームに送り爆撃機に光を照射しました。
●1939年からウェスタン・エレクトリック社で生産が開始され1940年に制式配備、終戦までに3,100基が生産されました。
●このマルチマテリアルキットはレジン製のトレーラーとレーダー本体、エッチング製のレーダーアンテナとインジェクションパーツで構成されています。