【強敵に立ち向かったフランスの主力軽戦車】
●第一次大戦末期に登場したフランス軍の軽戦車、ルノーFT17の後継車として1935年に採用されたのがR35です。
●車体は圧延鋼板製の下部に、3分割された鋳造製の上部をボルト止めして構成。
●同じく鋳造製の砲塔にはFT17から引き継ぐ短砲身37mm砲を搭載し、乗員は車長と操縦手の2名でした。
●1940年5月のドイツ軍侵攻を迎え撃ったR35は、高い防御力を備える一方、旧式の37mm砲ではドイツ戦車に対抗できず、苦戦を強いられながらもフランス軍最大の戦車戦力として奮闘。
●主に歩兵部隊の支援に力を発揮し、同年6月の休戦までに約1,600輌が生産されました。

【模型要目】
●フランス軍の軽戦車 R35の1/35スケール、プラスチックモデル組み立てキットです。
●全長114mm、全幅55mm。
●丸みを帯びた鋳造製の車体や砲塔を実感豊かにモデル化。
●砲塔はスライド金型を使用し、リアルな質感と組み立てやすさを両立。
●砲身は上下動に加え、実車同様に左右にもわずかに可動。
●履帯は直線部分を一体とした連結組み立て式で、上部のたるみも自然に仕上がります。
●砲塔後部のハッチに座り、前方を見据えるコマンダーの人形1体もセット。
●マーキングは対ドイツ戦時の2種類を用意しました。