●ケッテンクラートは第二次大戦中のドイツで1941年から1944年にかけて約8,000輌生産された半装軌車です。
●制式名称はクライネス・ケッテンクラフトラート(=小型装軌式オートバイ)で軍での制式番号はSd.Kfz.2です。
●当初はグライダーで空挺降下させ無反動砲などの牽引を目的とした降下猟兵向け車輌として開発されましたが陸軍や武装SSでも使われ、空軍基地でも航空機を牽引するトラクターとして使用されました。
●1938年型オリンピア用のガソリンエンジンをベースにした発動機で2本の無限軌道を駆動し、1輪の前輪をバイク型のハンドルで操舵する構成で、一定以上の舵角をとると内側のスプロケットにブレーキがかかり左右履帯の回転差で旋回する機構となっていました。
●操縦席後方のエンジンルームの後ろに2人分の座席を後向きに設置するレイアウトを取っていました。

【キット内容】
●インジェクションパーツはドラゴン製で完成後は隠れてしまうエンジン部分なども精密に再現されています。
●取扱い説明書とデカールはダス・ヴェルク製です。
●履帯は連結組立式でドライバーフィギュアと6種類のマーキングが付属しています。