●IIIFはイギリスのフェアリー社が設計、製造した偵察/昼間爆撃機です。
●プロトタイプのN.10が1917年に初飛行し、IIIA/B/Cがそれぞれ少数生産された後に改良型のIIIDが開発、1926年に決定版であるIIIFが初飛行しました。
●戦間期においては600機以上が生産され、イギリス軍でホーカーハートの次に多く使われた機体となりました。
●イギリス空軍は北アフリカや中東の植民地などで多数運用し、艦隊航空隊では1930年代半ばまで艦載機として空母や戦艦、巡洋艦に搭載しました。
●その後は1941年まで標的曳航機として使用しました。

●エッチングパーツ、透明レジン製風防パーツと3種類デカールが付属しています。

【実機諸元】
●乗員:2~3名・全長:11.20m・全高:4.32m
●全幅:13.94m
●動力:ネイピアライオンⅪW-12型水冷エンジン(570HP)
●最大速度:190km/h
●航続距離:2,450km
●武装:7.7mm機関銃2門(機首固定1、後部旋回1)、最大計227kgの爆弾