【実機について】
●第二次大戦中にアメリカ陸軍が開発し、配備運用した大型の戦闘機がP-47Dサンダーボルトです。
●エンジンには当時最強を誇った2000馬力を発生するR-2800空冷星型18気筒エンジンを搭載。
●排気タービンも装備して優れた高高度性能と690km/hの最高速度を誇りました。
●1941年5月に初飛行し、1943年からはヨーロッパ戦線に登場。
●当初はイギリスからドイツ本国へ爆撃に向かう戦略爆撃機部隊の護衛任務につきましたが、新鋭のP-51マスタングが配備されるとその役目を頑丈な機体を生かした地上攻撃へと移し、終戦まで活躍したのです。
●またその高性能からイギリス空軍も採用。最も代表的なタイプとなったD型のうち、初期の生産型`レザーバック`をサンダーボルトMk.Iとして運用したのです。
●後期生産型の`バブルトップ`もサンダーボルトMk.IIとして運用しました。
●イギリス空軍のサンダーボルトは第二次大戦後半に主にインド・ビルマ戦域に進出。
●同地に展開した日本軍に対しての地上攻撃や、隼や鍾馗など日本陸軍戦闘機と空戦を繰り広げたのです。

【モデルについて】
●モデルは第二次世界大戦でイギリス空軍が運用した戦闘機サンダーボルトMk.Iを1/144スケールで再現したプラスチックモデル組立キットです。
●さまざまなタイプがある中で、キャノピーが後部胴体と一体化した`レザーバック`と呼ばれるタイプの機体をモデル化。
●`レザーバック`の呼び名の由来となったD型の前期生産型の特徴である背中の尖った胴体形状もリアルに再現しています。
●マーキングはイギリス空軍所属機4種を用意。第二次大戦後期のイギリス戦闘機の標準塗装であるダークグリーン/オーシャングレイ迷彩の機体と、アジア戦域での標準塗装だったダークグリーン/ダークアース迷彩の機体、どちらも製作可能です。
●アジア戦域では日の丸との誤認を防ぐために青/水色となった国籍マークも用意。
●本家アメリカ陸軍のサンダーボルトとは違ったシックな魅力のみならず、標準的なイギリス戦闘機ともひと味違う独特の魅力を楽しんでいただける2機セットです。

【主な特徴】
●第二次大戦で活躍したイギリス空軍の戦闘機サンダーボルトMk.Iをモデル化したプラスチックモデル組立キットです。
●機体の仕上がり全長76mm
●2機分のパーツ入り
●マーキングは4種類
●ダークグリーン/オーシャングレイ迷彩と、ダークグリーン/ダークアース迷彩、どちらも製作可能