●ロシア革命の後に誕生したソビエト連邦政府(ソ連)によって創設された赤軍は第一次大戦の教訓から152mmから280mmの大口径重砲が戦場において重要な役割りを果たす事を痛感しました。
●そこで1920年代のまだ重工業の基盤さえ無いソ連でこれら重砲を開発する上で開発担当者は砲台を標準化と言う装備の共通化を行いこのアプローチが1930年代の榴弾砲開発と大量生産の準備時間を大幅に短縮する事を可能しました。
●こう言った流れで開発されたのがB-4B-4203mm榴弾砲です。
●冬戦争や独ソ戦で実戦投入されその大口径によって生まれた長大な射程距離と高威力で終戦まで活躍しました。
●台車は履帯式となっていてこれは軟弱地対策で選択されました。
●この榴弾砲としては特異な形状したB-4を開発と生産、技術とその構造、派生型を含む各型の実戦運用報告まで、徹底的に解説しています。

●掲載写真数:モノクロ写真415枚、イラスト119枚、カラーイラストと立体図面20枚、1/35スケール図面付
●テキスト:英語
●ページ数:224頁