●ヘンシェルHs129は第二次世界大戦中にドイツ空軍で運用された双発地上攻撃機です。
●1937年のドイツ航空省による重装甲対地攻撃支援機の競争試作の提示によりHs129は設計されましたが、装甲装備による重量増加に対し搭載されたエンジンの出力不足による運動性の問題が最後まで付きまといました。
●1940年の配備後しばらくは目立った戦果を上げることは出来なかったものの、東部戦線では大火力により上空からソ連戦車の砲塔部分を次々と攻撃/撃破し、その姿から「空飛ぶ缶切」の愛称でドイツ軍兵士から親しまれました。
●この本は当時の図面、実際のフライトマニュアルやパーツカタログ等からのデータを掲載した素晴らしく詳細な資料本です。
●カラープロフィールや迷彩、マーキング等の情報も満載です。
●キットやデカール、アクセサリーのリストとスティーブ・エヴァンスによる造形村の1/32スケールHs129B-2/R3の作例も掲載されています。

●著:リチャード.A.フランクス
●テキスト:英語
●ソフトカバー、140ページ
●判型:21cmx29cm