東海道3シリンダ黄金期C52・C53(2)
前回に引きつづき、東海道本線におけるC53の黄金時代を振り返るとともに、戦後の活躍にもスポットを当てます。C53の特急牽引時代の華やかな活躍ぶりはもちろん、運用から退き廃車回送寸前の状況までを収録。さらに国鉄OBの貴重な証言に、名古屋鉄道管理局に残された公式運転記録を交え、特急「富士」の沼津~名古屋~京都間の運転に迫ります。

宮田寛之 キャブの表情Ⅰ
『鉄道ファン』誌の名誉編集長である宮田寛之氏が、国鉄蒸機の味わい深いキャブ(運転台)の魅力に迫ります。機関車をつぶさに観察した氏ならではのレポートはもちろん、西尾克三郎氏の影響を受けたカメラアイにより撮影された写真は必見です。原形の美しさを持つキャブから、改造を経たいぶし銀のキャブまで収録。必ずや新たな発見があるはずです。

復活運行10周年、C61 20今昔
高崎車両センター高崎支所のC61 20は、2011年の復活運転開始から10 年を迎えました。これを記念し、今号では「C61 20今昔」をお届けします。まず連載「履歴簿に見る機関車の一生」は特別編としてボリュームを拡大、元・仙台機関区機関助士の大山正氏が同機の来歴を紐解きます。また伊藤久巳氏の「10 年の足跡」では復活後のストーリーをお楽しみください。