──東西線に乗り入れした103系1200番代冷房の付いた後年の姿を再現

【実車ガイド】
●103系は1963年に登場した直流形通勤電車です
●モデルチェンジを重ね1984年までの間に3447両が製造されました
●103系1200番代は営団地下鉄東西線の乗り入れ用として1970年に登場した車両で基本構造は先に登場していた千代田線乗り入れ用の1000番代と同様ですが、保安装置の違いなどから乗務員扉直後に戸袋窓があり、301系と編成を揃える関係でクモハ102形が製造されたりと、特有の姿となっています
●1972年以降に製造された増備車では側面窓の形状がユニットサッシとなりました
●登場当時は灰色9号に黄色の帯を纏った車体色でしたが中央・総武緩行線に205系が投入されると、それと配色が似ており誤乗の恐れがあったことから、帯色を営団地下鉄東西線のラインカラーである水色に変更されました
●非冷房で登場した103系1200番代ですが、後年、AU712形分散クーラーを用いて、冷房改造が行われました
●2003年に後継のE231系800番代に置き換えられ、引退しました

【ポイント】
●103系1200番代(ユニットサッシ車)を新規製作
●AU712形分散クーラーを新規製作 クーラー横のランボードは別パーツで再現
●サハ103形以外の車両は、冷房改造車の特徴である側面方向幕下のユニットサッシが通常のサッシ形状の姿を再現

【製品化特長】
●ハイグレード(HG)仕様
●AU712形分散クーラーを新規製作
●側面の帯は青色で再現
●Hゴムはグレーで再現
●ヘッド・テールライト・前面表示部は常点灯基板装備ON-OFFスイッチ付
●ヘッドライトは電球色LEDで点灯
●前面表示部はカラープリズムで白色に近い色で点灯
●前面表示部行先表示は印刷済みパーツ「西船橋」「三鷹」「快速西船橋」「快速三鷹」付属
●車番は選択式で転写シート付属
●JRマーク印刷済み
●靴摺りはシルバーで印刷済み
●ベンチレーター・クーラー横ランボード塗装済み
●各連結面には配管付きTNカプラー(SP)標準装備
●フライホイール付動力、新集電システム、黒色車輪採用
●M-13モーター採用

【セット内容】
●クハ103-1200
●モハ103-1200(M)
●モハ102-1200
●モハ103-1200(T)
●クモハ102-1200

【付属品】
●ランナーパーツ:無線アンテナ、信号炎管
●ランナーパーツ:前面表示部パーツ(行先)
●ランナーパーツ:前面表示部パーツ(運行番号)
●ランナーパーツ:ジャンパ栓、ホース
●ランナーパーツ:ATS車上子
●ランナーパーツ:排障器
●転写シート:車番等

【編成例】
●1997年頃
←津田沼・西船橋      中野・三鷹→
クハ103モハ103モハ102モハ103(M)モハ102サハ103モハ103モハ102モハ103クモハ102

【別売りオプション品】
●室内灯:<0733>LC白色