【実車について】
●第二次大戦の傑作戦車の一つとして知られるのがソビエトのT-34です。
●1940年から生産が開始され、戦後も共産圏各国で長く使用されています。
●避弾経始に優れた傾斜装甲を採用した車体デザインは独ソ戦で出会ったドイツ軍を驚かせ、その後開発されたパンター戦車の開発にも影響を与えたといわれています。
●長年の生産にあたり、随時改良がくわえられたT-34は実戦で鍛えられて、最強戦車の一つへと成長していったのです。
●1943年型はスペースの不足を指摘されていた砲塔を新規開発。
●第520設計局が開発した砲塔は六角砲塔と呼ばれる六角形の背の高い砲塔でした。
●さらに、同年の春以降生産の車両には砲塔の上に車長用キューポラも装備され、使い勝手がさらに高まったのです。
●ドイツとの戦いでは初期にソビエトは敗退を続けたことから生産工場も奥地へと移転。
●ゴーリキーにあった第112クラースノエ・ソルモヴォ造船工場でも41年から生産が行われていました。

【モデルについて】
●モデルは第二次世界大戦の傑作戦車のひとつ、ソビエトのT-34/76を1/35スケールで再現。
●中でも第112工場で生産された、六角砲塔のソフトエッジ砲塔を搭載した1943年型で春以降に生産されたコマンダー用キューポラを装備したタイプをモデル化しています。
●特徴ある六角砲塔はスライド金型を使って形状をしっかりと再現。
●さらに、鋳造肌のディテールもリアルな表現が施されて、仕上がりの重量感も伝わってきます。
●コマンダー用のキューポラも形状のみならず、インテリアもしっかりと再現。
●車体下部は一体パーツで組み立ても確実。
●サスペンションアームが別パーツで再現された足回りは転輪のディテール、組み立て式のマジックトラックを採用した履帯でリアルな仕上がり。
●また、車体上部エンジンデッキのグリルにはエッチングパーツのメッシュをセット。
●金属製牽引ケーブルなどもセットされ、実感ある仕上がりを演出します。

【主な特徴】
●1/35でソビエトの傑作戦車、T-34/76の1943年型を再現
●キューポラ付きタイプの砲塔を忠実にモデル化
●コマンダーズキューポラなしのタイプも再現できる砲塔天面パネルもボーナスパーツでセット
●履帯はリアルな仕上がりのマジックトラックを採用
●砲身はスライド金型で再現
●第112工場で作られたT-34/76の1943年型を再現第二次世界大戦の傑作戦車のひとつ、ソビエトのT-34/76、1943年型を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキットです。