●アメリカ海軍は1940年代末、超大型空母「ユナイテッド・ステーツ」の建造を計画。
●しかし、核兵器運搬手段としては空軍が戦略爆撃の配備を進めており、さらに建造費が莫大となるため政府はその計画をキャンセルします。
●大型空母なしでは超音速ジェット戦闘機の運用がままならないと考えた海軍は、水上発着型の戦闘機を考案。それがF2Yシーダートです。
●さらに大型空母の代替としてジェット飛行艇に核兵器を搭載してソ連に睨みを効かすという「シープレーン・ストライキングフォース」構成を進めました。
●どちらも技術的な難題と艦載機の飛躍的な性能向上、新たな大型空母建造という代替手段の登場によって、開発は中止となりましたが、時代の徒花として強烈な存在感を放っています。
●今回はそうした両機を一冊にまとめ二大特集としてお届けします。

●カラー16ページ、モノクロ64ページ、全80ページ