●電気機関車の国産化が軌道に乗ったことから、電化初期の輸入電気機関車によって運行されていた幹線系統の貨物列車も、国産電気機関車による安定した運行と、整備の省力化を目指し、開発が先行していた特急旅客用のEF53で得た設計技術を応用し一般貨物にも向けた電気機関車として1934年に登場したのが、ここで取り上げるEF10です。
●その設計・製造は1941年の7年間にわたり、国産電気機関車の発達途上にもあったため、大きく分けて3つの時期と車体形状に大別され、その姿は、日本の電気機関車の歴史を写し取ったかのような外見のであり、興味の深まるところであります。
●本書は過去のリリースされた、模型製作資料としても最適な「鉄道車輌ディテール・ファイルシリーズ」を再編集・合本化したシリーズの第3弾。
●今回はEF10の初期型(ひさし付き)、中期型の丸型車体、後期型の角型車体の掲載された3冊を1冊にまとめた愛蔵版にふさわしい本となり、巻頭にはカラーページを追加、内容も一部再編集しましてリリースいたします。