原作とのメカディテール比較は別として、全体的なバランスは1/700が1番優れているので、観賞用としては悪くないと思います。 但し、往年の金型を使用した復刻版なので、接着面が粗削りでそのままではキレイに仕上がらない事と、設計ミスのせいか、そのまま制作すると砲塔がある角度までしか可動しないのが難点です。 船底の赤色が塗られていた前モデルに対し、復刻版は船体の上下塗り分け塗装をしなくてはならないので、塗装技術が乏しい初級者には手が出しづらいモデルである事も事実です。 1/500コズミックモデルは副砲の大きさが前後で異なり(イメージモデルの使い回し)、第3艦橋のバランスも悪い(異常にデカい)ので、お勧め出来ません。 1/700はディテールの手直しよりも、接着面の合わせを整形し、細かに塗装を施す事でエッジを効かせた方が雰囲気が出ます。
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