セットされるワム90000形は仙台鉄道管理局マーク入り?の白帯車。
あと、説明文には書かれていませんが、ワム2000形はワム23000形の短軸車輪版。 敗戦後の物不足の時代、貨車の配車不足を早急に解消する為、在庫不良とされていた短軸車輪の活用と、戦時設計貨車トキ900形の短軸車輪等を利用して、ワム2000形2軸有蓋車の改造新製が行われた。 昭和21年~昭和23年、昭和30年代に1000両以上が改造新製された。 ボディはワム23000形(ワム90000形)と同一。台枠の構造が異なるが、1/150のサイズでは目立たないので恐らく省略。
ワム2000形は短軸車輪を履き、自重がその分軽いので、牽引両数が稼げる利点がある。 だがその一方、長軸車輪採用のワム23000形よりも走行時の安定性は落ちる。 昭和43年10月のダイヤ改正で2段リンク化改造されて75km走行に対応している。 昭和46年から大量廃車開始。 昭和52年時の残存車数は168両。ヤード制廃止の1984年に形式消滅。
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