M4A2 ディーゼルエンジン搭載 溶接車体 75mm砲型 M4中戦車 援ソ物資でソビエトでも使用された米国製兵器の一つ。 M4A2は、旧ソ連軍で好評だった。 M4A2 76mm砲型も大好評。 大戦末期のブタペスト攻防戦(ハンガリー戦)でも使われている。 ソ連軍では、M4A2は車体の大きさから大きな家と呼ばれていた。
一方、同じ米国製援ソ物資として送られたM3スチュアート軽戦車とM3中戦車はソビエト軍では不評だった。 M3スチュアートは貧弱な火力と軽装甲。 スチュアートの37mm砲は、このクラスの砲では最良最強だったが、 投入時のドイツ戦車に対しては、もはや威力不足だった。 M3中戦車は高いシルエットと車体固定式の75mm砲が不評だった。 搭載する強力な75mm砲は、足回りをやられると、砲身の向きを変えられなくなるから。
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