──夢のリニアモーターカー、自宅で開通!

●磁力で浮上し、磁力の反発を使って走る世界初のレールトイ。
●スケールスピード時速500kmを突破。

【概要】
●磁力の反発で走行するノンスケールのリニアモーターカーのセットです。

【ポイント】
●磁力で浮いて、磁力で走る!
 これまでのレールトイでは成し得なかった磁力浮上・磁力走行を同時で行う仕組みを、タカラトミーの独自開発により実現。
 回転式モーターや車輪、ギアといった通常駆動に必要な一切の要素を排除し、磁石同士の反発のみを推進力とした浮いて走る夢のリニアモーターカーが誕生!
●時速500kmをスケールスピードで達成!
 高速走行実現の最も大きな要因は、浮上により車輪と地面との摩擦が無くなる事。
 これにより、予定されている超電導リニアの営業運転最高時速500kmをスケールスピードで達成!
※スケール解説:リニアライナーの車幅は32mm。超電導リニアL0系の車幅2.9mと比較すると、約1/90のサイズ。

【セット内容】
●車両:4両1編成
●ストレートレール:6本
●カーブレール:8本
●ハーフレール:2本
●ステーション:1個
●タカラトミーACアダプターTYPE5U:1個
●陸橋:1個
●ストレートトンネル:1個
●カーブトンネル:1個
●橋脚:23個

●レイアウトサイズ:1928mm×848mm

【車両】
●最新の超電導リニア車両 L0系 をモデルにした車両。
●4両編成全長:251mm
●レールより浮上する高さ:約2mm

【駅】
●4つの機能を持つリニアライナーのステーション
●機能(1):速度感知センターを搭載し、周回ごとのスケールスピードをモニターに表示。モニターの切り替えでスケール走行距離も表示可能。
●機能(2):中央レバーで車両の停発車をコントロール。
●機能(3):停発車の操作や走行スピードと、音声アナウンスが連動。
●機能(4):専用ケーブルで車両に充電。30分の充電で20分走行を持続。

【陸橋】
●山梨のリニア実験線にかかる小形山架道橋がモデル。
●鉄道橋として日本で初めてニールセンローゼ橋を採用。

【トンネル】
●山梨実験線のトンネル緩衝工がモデル。
●実物同様、微気圧波軽減用の多孔板をデザイン。

【リニアライナー磁力浮上・磁力走行の仕組み】
 車両に搭載した磁石およびコイルと、レールに取り付けられた磁石との反発によって非接触で浮上・走行します。
●浮上の仕組み解説:レールに取り付けられた帯状の磁石と、各車両底部の四隅に搭載した4つの磁石の反発力で約2mm 本体が浮上します。
●走行の仕組み解説:高速磁気センサーが前方の円形磁石の磁力を感知し、コイルに電流が流れ磁界を発生させます。レールと車両の磁石同士の反発で推進力が発生し、車両が前進します。
(1) 前方の磁石 B の磁界に反応してコイルに電流を流します。
(2) コイルが電磁石化。斜め後方の磁石 C と反発して推進力を得ます。
(3) 前方磁石 B の磁界を外れたらコイルへの電流供給をストップ。
(4) 前方磁石 B の反発を受けないところまで慣性で進みます。
(5) 再度前方の磁石 A の磁界に反応してコイルに電流を流し、磁石 B と反発させます。これを繰り返して走行します。
(コイルが電磁石化したままだと前方磁石 B と反発し逆力がかかるため)
※磁石を浮上・走行に活用しているという共通点はありますが、仕組みは超電導リニアとは異なります。

【備考】
●2015年6月、日本おもちゃ大賞2015イノベイティブ・トイ部門 大賞を受賞しました。