「さて、問題です。バス保有台数が日本一の事業者はどこでしょう？」というクイズが出された時、解答として適切なバス事業者はどこでしょう？ 東京をくまなくカバーしている都営バス？ 東京と埼玉に路線を持つ国際興業バスも意外に多い？ 北海道の札幌や小樽でたくさん見かける北海道中央バス？ 名古屋のどこの道路でも見かける市営バスも多いよなぁ？ しかしながらバスの保有台数は年度によって常に変動があるため一概に比較は難しいものです。 ひとまず2010年代を現在として調べて見ますと、単一の事業者では神奈川中央交通が2,000台以上、子会社を含めたグループ全体では西日本鉄道(西鉄バス)が2,700台以上、それぞれ保有しているとのことなので、この2社が日本一という見解で良いようです。 福岡エリア中心に子会社運行分を含めて2,700台以上ものバスを走らせている西鉄バスは、福岡のバスといえば西鉄！というくらい、福岡の街並みに欠かせないバスでしょう。とあるテレビ番組では“キング・オブ・深夜バス”として夜行高速バスの「はかた号」が取り上げられておりますし、西鉄の名前は福岡以外にお住まいの方でもご存知かと思います。 前置きが長くなりましたが、西鉄バスはTOMYTEC(トミーテック)のザ・バスコレクションシリーズで製品化されるバス事業者の常連といって過言ではありません。最近発売されたもの、これから発売されるものをここでご紹介しておきたいと思います。 ●わたしの街バスコレクション [MB8] 西日本鉄道 (福岡県) 愛宕浜営業所に所属する、日野ブルーリボン (型式：QDG-KV290Q1) です。 ●ザ・バスコレクション 西日本鉄道 太宰府ライナーバス 旅人 ピンク版 2014年に開業した太宰府ライナー「旅人」用のいすゞガーラ (型式：QTG－RU1ASCJ) です。 ●ザ・バスコレクション 西日本鉄道新旧カラー 2台セット 西日本鉄道創立110周年を記念した西テツバス復刻デザインとなった西工ワンステップ車の9375号車(ADG－RA273MAN改)と、現行カラースマートループで三菱ふそうエアロスターの3134号車(QKG－MP38FM)の2台セットです。 ●ザ・バスコレクション 第25弾 第25弾は全国で活躍する日野ブルーリボンといすゞエルガが収録されます。この中には西鉄バスの高速車が含まれています。 ●ザ・バスコレクション 西鉄バス北九州 2台セット A 西鉄バス北九州は北九州市小倉を中心に路線を持つ事業者です。こちらは西鉄グループ創立110周年を記念した西鉄路面電車復刻デザインとなった9227号車 (型式：KL－UA452MAN)と、電車代行カラーの9489号車 (型式：PKG－RA274MAN改)の2台セットです。 ※2018/10/15追記 ●ザ・バスコレクション フェニックス号30周年記念 4台セット 福岡市と宮崎市を結ぶ高速路線バスの福岡-宮崎線は「フェニックス号」の愛称でお馴染みですが、1988年運行開始で2018年で30周年となります。こちらはその記念セットで、西鉄高速バスの三菱ふそうエアロエース(型式：LKG-MS96VP)のほか、宮崎交通の日野セレガ(型式：QTG-RU1ASCA)、九州産交バスの日野セレガ(型式：PKG-RU1ESAA)、JR九州バスの西工ネオロイヤルSD型(型式：KL-RA552RBN)を収録した記念セットです。 ご注文・ご予約、お待ちしております。 担当：カピの塚 ★おまけ 先ほどテレビ番組の話で触れた“キング・オブ・深夜バス”の夜行高速バス「はかた号」ですが、もちろんバスコレで製品化されていました。 ●ザ・バスコレクション 西日本鉄道高速バス (5台セット) (2011年2月発売) ※売切品 「ケツの肉が取れる夢を見た」は今でも語り継がれる名言だと思います。