●2013年末のスペースシャトル発射台LC-39Aの商品化に続き、今回はロシアのバイコヌール1番発射台を再現したキットが発売になります。
●これまで実物の構造の複雑さと情報の少なさゆえにキット化困難なアイテムとされていましたが、今回綿密な調査 解析を元に設計、1/700というスケールを生かした世界でも類をみないバイコヌール1番発射台を再現したジオラマキットとしました。
●旧ソ連、現カザフスタンの平原に設けられ、1961年に世界初の有人宇宙飛行を成功させたユーリー・ガガーリンを打ち上げたことでも有名なバイコヌール1番発射台の、ブラストを逃がすために掘り下げられた地面とその上のプラットフォーム、発射台上の整備塔やロケットを支えるサポートトラスの構造を精巧に表現するため、エッチングとホワイトメタルパーツ、ベース部はレジンキャストを使用したマルチマテリアルキットとなっています。「技MIX」シリーズですが彩色されていない上級者向け<限定>商品です。

●組み立て工場から鉄道で輸送されてくるソユーズロケットを 再現するため、ソユーズロケット専用トランスポーター、連結されるTEM2機関車、キャビンカー、無天蓋貨車とそれら列車編成を 単独で展示できる線路が付属します。専用トランスポーターのガントリー部分は実物同様可動し、ソユーズロケットを起こし発射台に設置するプロセスを再現可能。
●1/700スケールで細部ディテールを再現するため繊細なエッチングパーツが付属します。エッチングパーツは折り目の凹線と取り付けのためのガイドや穴が設けてあり、パーツの取り付けが容易な設計となっています。

●実物同様、整備塔とロケットを支えるサポートトラスは発射に向け可倒可動するように組み立てることができます。それらが設置された発射台全体は回転台となっており、ロケット搬入と軌道調整のための旋回動作も再現できます。