【実車について】
●主砲に強力な88mm砲を採用して連合軍やソビエト軍を圧倒する威力を見せたのがティーガーIです。
●1942年から生産が開始され、重戦車大隊に配属されると北アフリカン戦線や東部戦線でその威力を見せ付けたのです。
●中でも1943年から44年にかけて生産されたタイプは中期生産型と呼ばれます。ペリスコープ付の新型キューポラになど各部に改良が加えられていました。
●また、中期型の途中からは磁気吸着地雷を防ぐためのツェメリットコーティングが工場出荷時から施される標準仕様となったのも特徴です。
●一方、第二次世界大戦でドイツ軍が開発運用したリモートコントロール操作も可能な爆薬運搬車がボルグヴァルトです。
●ドイツ軍は第二次大戦で知られたゴリアテなど、遠隔操作可能な爆薬運搬車を開発。ボルグヴァルトはそのもっとも大型の車両でA型は最初の量産型です。
●1942年から43年にかけて約600両が生産されました。それらを運用する中隊のひとつ、第313装甲中隊は1943年12月にティーガーを配備する第508重戦車大隊に配属。翌44年初頭にイタリアのアンツィオで操作車両としてのティーガーIとともに最初の戦闘に参加したのです。

【モデルについて】
●第二次大戦のドイツ軍が運用した爆薬運搬車、ボルグヴァルトとその操作車両として使用されたティーガーIを各一両ずつセットしたキットです。
●ティーガーIは中期生産型をモデル化。車体は磁気吸着地雷除けのツィメリットコーティングを施した状態が再現されています。
●もちろん車体各部をはじめ、足回りなども詳細にモデル化。足元は組み立てやすいベルト式のDSトラックを採用して仕上がりを引き締めます。
●砲塔にはボルグヴァルトの無線操縦用アンテナパーツなどもしっかりと再現。エンジングリルのメッシュなどのエッチングパーツもセット。
●マーキングはボルグヴァルトを運用した第508重戦車大隊C中隊のマーキングを用意しています。
●コンビで活動したボルグヴァルトは独特な車両のスタイルを実感たっぷりに再現。
●仕上がりの全長は約9.5cm。車体は下面、側面、上面、後面をそれぞれ別パーツで再現しています。
●車体前面に搭載する500kg爆薬ケースも車体とは別に再現。くわえて車体後部エンジンデッキもディテールをしっかりと表現しています。履帯も組み立て式で足回りとともにリアルな仕上がりです。
●ユニークな車両がティーガーIとの組み合わせで再現されたキットは作業中の情景製作も楽しみ。ティーガーIと並べてボルグヴァルトのサイズがよく分かります。
●ミリタリーファンには見逃せない魅力のセットです。

【主な特徴】
●爆薬運搬車ボルグヴァルトとその操作車両として使用されたティーガーIを各一両ずつセットで再現
●ティーガーIはツィメリットコーティングを施した状態を再現
●ティーガーIの履帯は組み立てやすいベルト式のDSトラックを採用
●ティーガーIの砲塔にはボルグヴァルドの無線操縦用アンテナパーツなどもしっかりと再現
●マーキングはボルグヴァルトを運用した第508重戦車大隊C中隊のマーキングを用意
●ボルグヴァルトは独特なスタイルを実感たっぷりに再現
●車体前面に搭載する500kg爆薬ケースも車体とは別に再現
●ボルグヴァルトの履帯は組み立て式で精密に再現

●ティーガーI完成時サイズ:全長約240mm
●ボルグヴァルト完成時サイズ:全長約95mm