出典:www.cnet.com
6月に公開予定の映画「トゥモローランド」。そのコンセプチュアルアートが公開。
Tomorrowland Big Game Special Look
全世界にテーマパークを作り、その後は実験的な未来都市「EPCOT」の建設を目指していたというウォルト・ディズニー。同作は、ウォルト・ディズニー社の保管庫に保存されていたウォルトによる大量の資料をもとに製作された作品となります。
1933年生まれ。自動車の分野からデザイナーとしての活動をスタート。「ブレードランナー」を機に映像業界に深くかかわるようになる。
SF映画の金字塔「ブレードランナー」
早すぎたビジュアルを持った映画「トロン」
シドが描くまえのSF映画のヴィジュアルには、漢字のネオンも廃墟も登場しなかった。
出典:WIRED
以降に登場した作家たちは、明らかに影響を受けている。現在まで続くSF映画の舞台美術の様式は、ほとんど彼が発明してきたといって過言ではない。
出典:WIRED
つまり、この人なかりせば「AKIRA」も・・・
「攻殻機動隊」もなかっただろう、というわけ。
ほかにも「火星探検用ローバー」のデザインや
未来の車、
そして都市や生活そのものまでもデザイン。
∀ガンダムに登場したターンX。
ガンダムシリーズで唯一、外国人デザイナーがメカニックデザインを務めた作品。
後ろからのメカメカしい美しさは他のガンダムにはない存在感。
しかし、その一方で「これはガンダムじゃない」とうい声も。
その名も印象深い「モビル・スモー」。
大気圏突入能力を有するフラット。・・・やはりこれまでの流れからすると異質な印象。
フラットのバックショット。脚がどのような機構で動くのか、というのをかなりしっかりと考えてデザインされているのがわかります。
もう一人の御大は語る。
”要するに、シド・ミードさんのデザインというのはキャラクターのデザインじゃなくて、徹頭徹尾メカなのね。アニメのロボットというのはメカといいながら、結局キャラである部分が大きいんだけど、でもミードさんは全部インダストリアルデザインで描いてくる。”
"シド・ミードさんに関しては、お願いしたのは失敗だったという認識が僕にはあります。どこがミスだったかと考えると答えは簡単で、自分の好きなものでつくってしまったからです。元々彼のデザインが好きだったから、無条件に受け入れてしまった。ところが、途中から何かおかしいと気づいた時には軌道修正できる段階ではなくて、そのまま最後まで行ってしまった。"
ミードさんならではのメカ絵のポスターが来たのはうれしいけど、監督としては「これはアニメ向きじゃないんだよね」という判断をしなくてはならなかった。(中略)だからキャラクターでないっていう点が、ガンダムファンから∀が一番嫌われたポイントであって、”ヒゲ”はあくまで表面的な問題でしかないと思っています。
・・・わかっちゃいるけど、面倒くさいなあこの人(笑)
アートデザインとしては秀逸だけれども、実際にマーチャンダイズということになるとちょっと・・・という評価。
実際、∀の関連商品は思ったよりも販売数が伸びなかった、というデータもあります。
富野は書籍のインタビューなどで「僕がガンダムのメカ・ファンだったら『∀』は承認しない。そんなことはわかっている」「(当時)あれ以上のものを手に入れる事ができなかった」などと発言している。
出典:wikipedia
デザイン的には、やはり「???」なのです。しかし、主人公機「ターンエーガンダム」のシド・ミード氏が描いたデザイン画を見たときは、思わずこれをアニメにしてはいけない・・・というか動かせないと思いました。それは「平面と曲線の融合」が特徴だから。
ミリタリ系ガンダムが苦手だったから、ターンエーはラインの美しさに驚愕してほれ込んだけど、おっさん層だし、放送当時はアニメとかTVとか見てなかったから、なんとも言えないところ。ほかに好きなメカがZ系とかνガンダムとかの曲線と直線の美しさが基準。かつ、番組自体はあんまり見てない…。
— ユニスキーservn'郎 (@uniskie) February 21, 2015
ターンエーのデザインは、「応援して良いか悪いか、わからないデザイン」だったり「ガンダムかどうか断言しにくいデザイン」というものが求められていたんだ。
— しゃあぽ (@kissbard) February 21, 2015
ターンエーガンダムの初期画稿はスモーで、最初はスモーをガンダムとして主人公機にする予定だったけどあまりにも「ガンダム」から掛け離れてる(固定概念だけど)からターンエーをデザインしたって逸話がある
— アリシア (@0_4ALICIA) February 22, 2015
なんでだろう? なんでターンエーを俺はそんなに好きなんだろう? 考えてみても答えは出ない。作品を素晴らしいと思うことと、そのメカを実際に手に持ちたいと思うのは別の評価軸だと思う。なんでターンエーを俺は欲しがったんだろう? 他のガンダムをなんで俺は買わないんだろう? なんでだろう?
— 七月鏡一 (@JULY_MIRROR) February 21, 2015
出典:photozou.jp
80年代にシド・ミードが描いたデザインラインも。自分はその世代だったので、『ブレードランナー』から『2010年』から洋書を取り寄せて研究しました。
-太田垣康男(漫画家・「機動戦士ガンダム サンダーボルト」作者)-
ターンエーをやったことによって、それこそカトキハジメ以後の若いデザイナーたちがまちがいなく反旗を翻したというか、意義申し立てをした気分があるからです。つまり、あそこでああいう反面教師を立てて一度区切りを付けなかったら、あのままみんなズルズル行ってしまったんじゃないかと・・・
反面教師的な働きをした、という見方もあるんですね。
本人いたって元気!まだまだやる気!
82歳になった今も現役のデザイナーとして活躍中。
将来、もう一度アニメにかかわったりしてくるかも・・・
過去の作品と最新作は、いつも争っている感覚がある。最高のものを作ったら、次はもっと最高のものをつくるというチャレンジが始まる。それを乗り越えてゆくことで、自分の経験のライブラリーから、何を取り出せばいいのかという判断力が備わる。あと、常に社会的にいま何が流行っているのかを追うようにしている。
出典:http://www.sankei.com/wired/news/140303/wir1403030002-n2.html
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