明日発売!Bトレ山陽九州新幹線N700系R10編成(CM撮影車)サンプル組み立てレビュー

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カピの塚
明日発売!Bトレ山陽九州新幹線N700系R10編成(CM撮影車)サンプル組み立てレビュー
こんばんは、カピの塚です。

明日13日発売予定のBトレインショーティー 山陽・九州新幹線 N700系 R10編成 (CM撮影車) 4両セットのサンプルを頂いたので、早速組み立ててレビューしてみようと思います。

※サンプル品ですので本番の商品とは異なる場合があります。
※取り扱い説明書に従って組み立て、シール貼り付けを行っていますが、実車とは異なる場合があります。

Bトレ N700系 山陽・九州新幹線 R10編成 レビュー
▲パッケージ

パッケージは2両セットの箱を2つ並べたような大きさです。
KATOやTOMIXの3~4両セットの紙箱タイプのようなイメージ。

Bトレ N700系 山陽・九州新幹線 R10編成 レビュー
▲中身のパーツ

中身はこのようになっています。
一般的なBトレと同じく、各車のボディを構成する両側・妻面・正面のパーツが入った袋と、シャーシ、ガラスパーツ、ブロック(骨格)などがひとまとめになった袋です。

Bトレ N700系 山陽・九州新幹線 R10編成 レビュー
▲編成を組んでみた

実車は8両編成ですが手軽にR10編成を楽しめるよう、特徴的な8、7、6、1号車が入っています。


R10編成はCM撮影用にレインボーカラーに装飾された編成で、試運転とCM撮影用特別列車を兼ねて運転されました。8号車を先頭に、7、6、1号車の車体左側側面に沿線に集まった人たちに向けたメッセージが書かれていました。九州新幹線の博多~新八代間の開業前に、鹿児島中央を出発し博多に到着するまでの沿線風景を納めた映像がテレビCMとして流れたのです。


それでは、車体の方を各車じっくり見てみましょう。

Bトレ N700系 山陽・九州新幹線 R10編成 レビュー
▲8号車・782形(左側面) 「祝!九州」

新大阪・博多方面の先頭車が8号車です。
「祝!九州」と書かれています。

Bトレ N700系 山陽・九州新幹線 R10編成 レビュー
▲8号車・782形(右側面)

反対側はレインボーカラーの装飾のみです。

Bトレ N700系 山陽・九州新幹線 R10編成 レビュー
▲7号車・788形(左側面) 「CM撮影中!」

続いて7号車。
パンタグラフがある車両なので屋根上のカバーが非常に目立ちます。

Bトレ N700系 山陽・九州新幹線 R10編成 レビュー
▲7号車・788形(右側面)

7号車の788形は便所、洗面所、喫煙ルーム、車いす対応設備、多目的室などがあります。
定員はたったの38名ということで、編成中では特徴ある車両です。

Bトレ N700系 山陽・九州新幹線 R10編成 レビュー
▲6号車・766形(左側面) 「手を振ってください!」

続いて6号車です。
沿線に集まった人たちに「手を振ってください!」と伝えるところが凄いです。

Bトレ N700系 山陽・九州新幹線 R10編成 レビュー
▲6号車・766形(右側面)

この6号車の766形は普通席とグリーン席の合造車となっています。
7号車側の妻面には配管がモールドされているパーツを使います。

Bトレ N700系 山陽・九州新幹線 R10編成 レビュー
▲1号車・781形(左側面) 「ありがとう!」

1号車は鹿児島中央側の先頭車となります。
CM撮影では最後尾でしたので「ありがとう!」と書かれています。

Bトレ N700系 山陽・九州新幹線 R10編成 レビュー
▲1号車・781形(右側面)

乗務員室扉の窓と、乗務員室扉と客用扉の間の下方向に、それぞれ編成番号のR10の文字のシールを貼る指示が出ていましたが、貼るのを忘れたまま撮影してしまいました。皆様が作成される時にはお忘れなく。



N700系新幹線の場合、一般的なBトレ(在来線車両)とは組み立て手順が異なります。
最初にシャーシや台車を作成するところは一緒です。
次に電気機関車を作成する時と同じような黒いブロックを組み立てます。
そのあと、ボディ側面に窓ガラスパーツを嵌め込み、そのブロックに取り付けます。
続いて妻面パーツ、屋根パーツの順に取り付け、最後にシャーシ部分と合体します。
先頭車の場合は、屋根パーツの取り付けの後、ノーズ、フロント、フロントガラスの各パーツを合体させて、車体に取り付けます。

他の新幹線車両も同じ構造なんですかね?(などと、初めて新幹線のBトレを作ったことをさりげなくアピール)


補足ですが、増結用の中間車だけのセットは設定されていませんので、フル編成を目指す方は、N700系山陽・九州新幹線AセットBセットをお買い求めになり、その中から中間車を抜き出してR10編成として組み立てるということになります。当セットにR10編成の車番や号車番号のシールが8両分が入っていますので大丈夫です。

また、Nゲージ線路での走行化させる方は、走行台車T動力ユニット3をそれぞれ必要数お買い求めください。

Bトレ N700系 山陽・九州新幹線 R10編成 レビュー
▲編成を組んで前から撮ってみた


このR10編成を使って撮影したテレビCMは九州地区内限定放送となっていましたが、「祝!九州」公式サイト(公開終了)とYouTube「祝!九州」公式チャンネル(公開終了)で視聴することができました(現在でもコピーされた動画がYouTubeに残っているようで「九州新幹線 CM」と検索すれば出てきます)。九州新幹線の博多延伸開業は喜ばしいニュースではありましたが、時をほぼ同じくして東日本大震災が発生した関係でCMの放送が一部取りやめになってしまったようです。とはいえ、このCMは見ているとなんだか勇気づけられているような、元気が出てくる映像によって構成されているのが特徴です。その後このテレビCMは、カンヌ国際広告賞で金賞、ロンドン国際広告賞で銀賞、そして総務大臣賞(ACCグランプリ)などの賞を受賞しています。

CM映像に映っている多くの人たちを思い出したり、Bトレの車体のメッセージを読んだりすると、なんだか明るい気分になりますね。

以上、Bトレインショーティー 山陽・九州新幹線 N700系 R10編成 (CM撮影車) 4両セットの組み立てレビューでした。


担当:カピの塚@ぶーんぶーんぶーんぶぶーん♪⊂二二二( ^ω^)二⊃
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