昨日、帰りの電車で一駅だけ寝過ごしました。
慌てて対向ホームまでダッシュしたものの、次の電車が来るまで約20分待ちという有様。
本当に田舎は救いようがありません。第一変換で「巣食いよう」とか出たのはどうでもいいですね。
かくしてコバンザメのように貨物列車に飛び乗れればいいなぁ、等と夢見るトメ子です。ごきげんよう。
そ う い え ば 。
実は先月頃から
輸入プラモの取り扱いをモリモリ強化しております。
AFV、船、飛行機の本体キットから、各種ディテールアップパーツまで地道に増殖しておりますので、気になる方は是非ご覧になってみて下さい。
さて。この新顔プラモ達、私が言うのも憚られますが。
かなりマイナー寄りです。
日本で人気のある機体と言えば、日本、ドイツ、アメリカが主だと思います。
他、フランス、ロシア、イギリス等の機体もよく知られていると思います。
時期的にはWWIIから現代に至るまでが主ですよね。
今日はそんなメジャーから外れ気味なプラモたちのお話です。
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アヴィア B.534 II 型
チェコスロバキア空軍の複葉機です、以上!
……資料も少なければ私の知識も乏しいので、ロクな解説ができず申し訳ありません。
ドイツ空軍のデカールまで付属しているということは、鹵獲・接収でもされたのでしょうか。
ちなみにチェコスロバキアって、少し前に(と言っても、私が子供の頃ですが)チェコとスロバキアの二国に分離したと聞きました。
日本からすると馴染みの薄い地域ではありますが、自動車メーカーのシュコダや自動拳銃のCz75等を生み出した優秀な工業国だというのは私でも存じております。
まぁ……アヴィアは知りませんでしたけれど。
しかしこのキット。何が珍しいかと言えば、複葉機という点が特に目を引きます。
飛行機の歴史を語る上では外せない形態だと思うのですが、プラモデルとして立体化されているものはそう多くないように見受けられます。
やはりWWIIの時期より少し前の主流ですから、どうしてもモデル化されにくいところはあるのでしょうか。
お次はマイナーとも異なりますが、ツッコミどころをひしひしと感じる素敵なクルマを紹介しましょう。
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フィアット626 NML 野戦炊事車
フィアット。イタリアのお洒落な自動車メーカーとして今でも頑張ってますね。
実はWWIIの頃も軍用車を作っておりました。どのような頑張り方かと言うと……。
戦場で食するパンを焼くための釜を装備する野戦炊事車。
食を楽しむイタリア人らしい装備車輌。 (※商品ページの解説より抜粋)
…
……
なんかもう、色々ともう、仕方ありませんね!! 流石に鉛弾飛び交う最前線で運用されたとは思いたくありませんけれど、軍用車として存在しているところが凄いです。
ここで一つ疑問が沸いたのですが。
パンを焼くって、まさか小麦粉からコネコネして焼いたのでしょうか。
最後はマジメにオススメしたい王道の一品を。
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フォッケウルフ Fw-190D9
フォッケウルフ。
ちょっとミリタリー好きな方なら、誰でも聞いたことのある名前だと思います。
日本・海外問わず各メーカーからビシバシ立体化されているメジャーなモデルですが、このキットのウリは
主脚格納庫からエンジンが見える という点に尽きます。見えそうで見えない、でもやっぱり見えたー!!的なチラリズムは心擽りますよね。
他メーカーのモデルと作り比べてみるのも面白そうです。
さてさて。
輸入プラモ全般に言えますが、説明書が大抵外国語で表記されていることもあり、初心者の方にはあまりオススメできません。
中にはランナーの時点で既に綺麗な作りをしている親切なキットもありますが、そうでない大雑把なキットも沢山あると思われます。
ですので、輸入キットにチャレンジしたい!という方は、ある程度プラモ製作そのものに慣れてからの方が良いかもしれません。
(私、一度だけドラゴンのキットを弄ったことがありますけれど、接着箇所を間違えて地獄を見ました……。ランナーはとても綺麗でしたが)
そんなこんなで本日はこれにて!
来週もホビーサーチをよろしくお願いいたします。
担当:埼玉を救う、もとい埼玉に巣食うトメ子。
オマケ。
チェコスロバキアを知らないあまり、うっかり「大統領夫妻が処刑されたところですよね」等とダメなことを口走りかけたのは内緒です。
(ルーマニアとチェコとスロバキアの人、ごめんなさい)