柿食えば鐘が鳴るなりステルスヘリ(字余り)

プラモデル
トメ子
柿食えば鐘が鳴るなりステルスヘリ(字余り)
本当は小林模型さんの法隆寺について
それはもう書き連ねようと思っていたのですが……。

とみのんにネタを取られ、ネタ切れ状態のトメ子です。
ごきげんよう/(^o^)\

老後は小林模型さんのキットと共に過ごす予定です。





仕方がないので、
ここ数日で気になったモノでも紹介しましょう。



ステルス ヘリコプター オペレーション・ジェロニモ
机上の空論、机上の新型プラモデル

4月末、パキスタンに潜伏していたオサマ・ビン・ラディンが米軍の特殊部隊に襲撃され、
殺害されたという報道がありました。
その際に投入されたとされる米軍のステルスヘリです。

とは言え、詳細やスペックが正式に公表されているわけではありませんので、
ある意味現段階でのキット化は半ば仮想機同然かと思われます。

何故、新型ステルスヘリの存在がバレたのか?と言えば。

作戦中、ヘリの1機がトラブルを起こしたらしく、機密保持の為にその場で爆破されました。
どうもその際の破片から新型の疑惑を持たれたようです。
ちなみに破片自体はパキスタンに回収され、一応アメリカに返還されたようなのですが……。

兵器の残骸から性能を把握されてしまう、というのはよくある話で。
戦前の日本でも零戦が鹵獲された末に解析され、連合国側に対策されてしまったことがあります。

故に、もし今回のヘリに重要な技術が使われていた場合、うっかり中国辺りに漏れてしまうと……
という懸念はあるようです。(パキスタンと中国ってそこそこ親しいようですし)


さてさて。
ステルス性と言っても使われる技術は様々です。

F-22 ラプターのように、機体塗装に使われている塗料でレーダー波の反射を抑えるタイプなのか。

ラプターの塗装は特殊かつ繊細なので高くつくのだ

或いはF-117 ナイトホークのように特殊な機体形状を用いることでレーダー波を(以下略)なのか。

正直、砂に潜む系の深海魚を連想しちゃうデザイン

はたまた、単に駆動部の消音性を高めただけなのか(それをステルスと言うべきかはさておき)。
勿論、いくつかの技術を複合的に使っている可能性が高いのですけれど。


キットのイラストはF-117を彷彿とするカクカクしたデザインの機体ですが、正式な機体情報は現時点では一切不明です。


現時点では一切不明です。
(大事なことなので二度言いました)



憶測過ぎる話ばかりではモヤモヤするので、
以前、開発されていたアメリカの新型ヘリについて軽く触れましょう。


RAH-66 コマンチ
コマネチじゃないよ?

タミヤさんのウォーバードシリーズ以外、ごっそり売り切れているので恐縮ですが…。
嘗て、アメリカが開発していたステルスヘリです。
「コマンチ」というのは、Comanche=北米のコマンチ族が由来だとか。

機体の特徴としては、F-117ちっくなカクカク感溢れる外見と、
レーダーの捕捉を避ける為、ガトリング等の武装を収納できる内部スペースの搭載
(F-22 ラプターも同様のウェポンベイがあります)、エンジン音の静音化などが挙げられます。


が。


期待の新型君は開発費が高騰しまくった上に長年の試作段階から中々抜け出せなかった為、
2004年に計画が凍結されてしまったのです。

更に「武装偵察ヘリ」という目的で開発されていた為、
RQ-1 プレデターやRQ-4 グローバルホークといった無人偵察機の台頭によって、
重要性が薄れてしまったという事情もあるようです。


何はともあれ、まずは新型ヘリの詳細が公開されるのが先でしょうか。
新兵器は機密モノなので、そう簡単には公にされないものですが
やはり新型のキット化というものは盛り上がりますので。


……と、いうわけで、本日はこれにて!
来週もホビーサーチをよろしくお願いします。


担当:トメ子@だから日本のOH-1を早く出すんだ!!
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