【たった四杯で】黒船【夜も眠れず】

プラモデル
トメ子
【たった四杯で】黒船【夜も眠れず】
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今後はこのような不手際が無いよう、十分な注意・管理を徹底致します。

どうか今後とも変わらぬお引き立ての程、宜しくお願い申し上げます。


今年の大河ドラマもそろそろ終わりに近づいて参りました。

龍馬も嫌いじゃありませんが、
幕末だったら勝海舟と高杉晋作をこよなく愛するトメ子です。ごきげんよう。

そんな前口上のせいか、今日紹介するのはこちら。


黒船 (坂本龍馬フィギュア付)
上喜撰もとい、蒸気船

みんな知ってる黒船。

1853年、ペリー提督率いる4隻が浦賀沖に来航。
鎖国政策を取っていた江戸幕府はこれに仰天し、
開国やら何やら幕末のすったもんだの混乱を経て明治維新に至るという、
そんな日本の歴史に出てくる黒船です。

大型キットなので仕方ありませんが、
定価13,125円とプラモの中では比較的高額な部類に入ります。
龍馬ブームが無ければ「よっぽど好きな人が買うんだろうなぁ」的感想を持つところですが、発売から多少経過した今でも時折見かけるところからすると、龍馬人気はハンパ無いようです。

ちなみにこちら、ホワイトメタル製の龍馬像が付属します。

首は後付け

なんか仏様っぽい顔ですね……。
首がもげているのは仕様です。
瞬着などでくっつけてあげると、写真で有名な龍馬像になるぜよ(何)。


さて。
日本にやってきた黒船は何隻かありますが、
キットの船は旗艦を務めるサスケハナ号と言い、
正式には蒸気外輪フリゲートという種類に分類されます。

これは蒸気機関を動力とし、
外輪式の推進器を搭載したフリゲートという意味です
……と言ってもワケが判りませんね。
この外輪というのは

船体左右に水車を一つずつくっつけたようなモノ

と言えば、伝わりますでしょうか。

帆船の動力搭載版

↑画像では船体中程に外輪が配置されています。
水しぶきを不必要に飛ばさないよう、水面から出ている外輪部には覆いがかけられています。


個人的には何故かコレ↓を思い出しました。

パドルボート (外輪船)
原理は多分一緒

単に動力が人力から蒸気機関に変わっただけじゃないかなと思ったり。
規模は明らかに違いますけれど。


ところで。
フリゲートと言えば現代では駆逐艦以下の小型船を想像しますが、
どうも帆船が活躍していた当時のフリゲートは少々意味が異なるようです。

嘗てフリゲートという言葉が生まれた時代、フリゲートは単なる小型のガレー船でした。
それから18世紀頃になると哨戒や連絡等を主な任務とする小型かつ高速な船のことを指すようになり、更には大砲が搭載される等大型・重装備化が進むにつれて軍艦としての役割も担うようになります。

ところが大砲が発達すると今度は防御面を考慮しなくてはなりません。
フリゲートは装甲を施され、徐々に大型化していきます。
中には戦列艦(※大砲による撃ち合いを主任務とした船)を超える大型艦も出現し、これらは後の戦艦や装甲巡洋艦へと進化していきます。

蒸気機関を搭載したサスケハナ号も同様で、フリゲートと言えど戦列艦を凌ぐ当時最大クラスの軍艦だったようです。

開国と通商要求というのが黒船来航の目的ですが、こんなごっつい船を寄越してきたのはまぁ……色々あるんだろうなぁ等と思ったりします。
交渉を優位に進める為の威嚇だったり、或いはそのまま戦争仕掛けるつもりだったり。


……とまぁ、物騒なイメージが付き纏う黒船。
蒸気機関をガオガオ言わせて動く凶暴なイメージですが、帆船としての機能も持ち合わせており、天候の良い時には蒸気機関を停止させ、風に乗って航海していたようです。

黒船と言えば、どうしても歴史的・政治的なイメージが先行しますが
一つの艦船として見ると、帆船から近代的なエンジン式の軍艦へと移行する時期のちょっと面白い船です。

模型的にもこの時代の船は中々商品化されていないので、船好きの方は如何でしょうか?


と、言うわけで
とりとめの無い記事で恐縮ですが、本日はこれにて!

来週もホビーサーチを宜しくお願いします。


担当:トメ子@再来年の清盛は誰が主演だろう
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