こんにちは、カピの塚です。
今日はホビーショーレポートと行きたいところですが、
あえて空気を読まずに最近盛り上がりつつある
“横須賀色”にスポットを当てて商品をセレクトしてみました。
大人の事情により写真をご覧いただけませんため、
形式名(商品名)でどんな車両なのかよく想像していただければと思います。
(カピの塚が手持ちの写真を捜索中です。発見できれば掲載するかもしれません。)
●KATO 10-843 E217系横須賀線・総武線(新色) (基本・4両セット)
●KATO 10-844 E217系横須賀線・総武線(新色) (増結A・4両セット)
●KATO 10-845 E217系横須賀線・総武線(新色) (増結B・3両セット)
●KATO 10-846 E217系横須賀線・総武線(新色) (付属・4両セット)
横須賀線・総武快速線を中心に活躍中のE217系は、現在活躍中のE231系近郊タイプの基礎となった電車です。登場から10年が経過し、古くなった部品の交換や機能の追加などの更新工事が行われました。
更新された編成は、帯の色の「横須賀色」が従来より明るいものへと変更され、今回KATOより「新色」が付いた商品名で模型化されます。また、帯の色の変更が外観では最も目立つ箇所ですが、中間車のモハ216とモハ217においては一部の床下機器が変更されたため、模型でもこの違いを再現するとのことです。
ベストセレクション形式のセット構成となります。基本・4両セット、増結A・4両セット、増結B・3両セットで、実車と同じ11両基本編成を組むことができます。また、付属・4両セットをさらに連結すると、実車と同じ基本編成+付属編成の15両フル編成となります。
●10-807 113系2000番台 横須賀色 (4両セット)
かつて東海道線で活躍していた近郊型電車の113系2000番台の一部の車両は、東海道線を退いた後、幕張車両センターへ転属となり、内房線、外房線、総武本線などの房総地区のローカル列車に使われるようになりました。
KATOでは、以前発売した
113系湘南電車(2000番台)の色違いバリエーションとして、房総地区で運用されているバージョンを模型化します。KATOならではのお求めやすい価格と、運転しやすい4両編成というセットになりますので、Nゲージ入門用としても最適です。
また、現在は一部の編成がリバイバルとして湘南色に塗り戻されているものがあり、運用によっては横須賀色の編成と連結されて走ることもありますので、このような列車を再現したい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
●TOMIX 92824 113 1500系近郊電車 (横須賀色) 基本セット A
●TOMIX 92825 113 1500系近郊電車 (横須賀色) 基本セット B
●TOMIX 92826 113 1500系近郊電車 (横須賀色) 増結セット
●TOMIX 8942 サロ124形 (横須賀色)
113系には様々なバリエーションがありますが、1500番代は1000番代の改良型として増備されたグループです。1000番代以降は横須賀線と総武快速線を東京駅地下トンネル経由で直通運転することを念頭に置いて設計されています。E217系の導入が始まると、房総地区のローカル列車を主とした運用になっていきました。
今回、TOMIXでは1500番代をリニューアルして改めて模型化します。1500番代に最も華があった、横須賀線・総武快速線で使われていた時代を再現できるセット構成となります。しかも、2階建てグリーン車・サロ124形も単品で発売予定。これらの各セットおよび単品を組み合わせることで、黄金時代ともいえる15両フル編成となります。もちろん、基本的なセットだけの組み合わせにすれば、房総地区でのローカル列車も再現が可能です。
●MICRO ACE A6755 113系 1000番台 初期型 分散冷房車 スカ色 幕張電車区 (6両セット)
MICRO ACEからも横須賀色の113系の発売が予定されています。
民営化後にJR東日本では非冷房車の冷房改造を急いでいた時期があり、JR東日本が開発したAU712形という小型の分散式クーラーを一部の113系でも搭載することになりました。MICRO ACEの予定品は、その113系の中でも初期に製造されたグループで、かつAU712形クーラーを搭載した、幕張電車区(現在は幕張車両センター)所属車がモデルとなっています。これらはすでに後継車両に置き換えが完了したため、現在では見ることができません。
よって、先ほどのKATOから予定の2000番代でもTOMIXから予定の1500番代とも仕様が異なります。バリエーションの一つとしてとしてコレクションしてみてはいかがでしょうか。
●バンダイ Bトレインショーティー 113系後期 横須賀色

Bトレインショーティーからは113系後期 横須賀色が好評発売中です。
横須賀線の東京駅地下トンネル乗り入れのための対策が施されたグループを再現しています。
●TOMYTEC SHM-04 手動前面方向幕 113系東海道・横須賀線

113系の前面上部にある手動式の方向幕を1/5スケールで再現した商品です。
「東海道・横須賀線」という表記になっていますが、横須賀線は東京駅地下トンネルが開通する前は、東海道線と同じ線路を使って東京駅に乗り入れていた時代を再現したためです。昭和37年頃の大船電車区所属車をモデルとしているため、収録されている行先には、東海道線のものも含まれています。
●TOMYTEC SHM-06 手動前面方向幕 113系 房総地区

同じく113系横須賀色の手動式方向幕です。
昭和50年頃の津田沼電車区所属車をモデルとしています。房総各線の行先や、臨時列車などに使われた種別などが収録されています。当時は現在と違って背景が白地という一般的な仕様になっていました。現在の房総地区の113系では、お客さんが何線の電車なのかを一目でわかるように、総武本線は黄、外房線は赤、内房線は紺、成田線は緑というように色分けされています。
●カピの塚のうんちくコーナー
「横須賀色」はもともと、横須賀線の電車で車体を青とクリームの2色で塗り分けたことに始まります。「スカ色」とも呼ばれていますが、海沿いをイメージした色の選定だったようです。色合いの変更を経て、現在でもE217系に受け継がれています。
総武本線が錦糸町駅から分かれ、地下トンネルを経由して東京駅で横須賀線とつながると、横須賀色の113系を使った直通運転が開始されます。房総各線にも横須賀色の113系が投入されると、横須賀色は千葉県内でもお馴染みのカラーリングとして定着していきました。
もちろん、横須賀色の電車は身延線、飯田線、中央本線などでも使われたため、こちらの地域でもなじみがあります。ただし、海のない地域で使われた横須賀色の電車は、「山スカ」などと呼ばれていました。
房総地区の113系は京浜東北線を引退した209系によって置き換えが進められています。房総地区向けに改造された209系は横須賀色ではなく、黄と青の「房総色」となりました。このため、房総地区で横須賀色として残るのはE217系のみになる見込みです。車体の色においては、横須賀線とつながる総武快速線の電車と、房総地区内のみを走る電車とで、完全に分かれることになるわけですから、お客さんの案内などサービス面は向上する一方で、長年慣れ親しんだ横須賀色の電車が房総地区からほとんど居なくなるというのは少々寂しさも感じられます。その一方で、「房総色」というそれこそ千葉を代表するような色の名前が誕生し、房総という地名が全国に知れ渡るということも、また喜ぶべきことなのかもしれませんね。
長くなりましたが、横須賀色セレクションでした。
ホビーショーの速報などレポートは明日以降も順次アップされていく予定ですので、お楽しみに。
担当:カピの塚@写真が無いと何がなんだかわからんね!