こんばんは、カピの塚です。
先日発売になった
KATO 10系 寝台急行「妙高」基本セットに入っている、
オユ10-2572のAssyパーツが現在好評発売中です。
ですが、肝心のライトユニットが品切れとなってしまいました。
テールライトが点かないのでは寂しいですよね。
ライトユニットが手に入れられなかった方のために、
自己責任となりますが、対応策をご紹介いたします。
まずは、
KATO オハフ33 を調達し、
今後最後尾に連結する予定が無いことを確認して、
ボディを取り外す分解作業を行います。
車端部にはこのように灰色のライトユニットカバーがあります。
側面に座席パーツにひっかけてある部分がありますので、
ピンセットでそっと浮き上がらせて取り外します。
ライトユニットが出てきました。
両サイドから指で基板を掴んで、
LEDが向いている方へ斜めに引っ張って取り外します。
オユ10-2572で使われているライトユニットは、オハフ33用の物を流用しています。
そのため、Assyパーツでも
「オハフ33 ライトユニット」という名称になっています。
これはON/OFFスイッチも装備されている薄型の優れものです。
オユ10-2572の床板から、先ほどのオハフ33と同じく、
ライトユニットカバーを取り外しておきます。
そこへ、オハフ33から取り外したライトユニット、
外すときと逆に今度はここに取り付けます。
そのあとライトユニットカバーを装着。
あとはボディを被せて完成です。
内装パーツは一般の客車と比べて座席が無い独特のレイアウトですが、
オユ10は郵便車なのでこのような形状になっています。
車内中央に細長い区分室があります。
車体中央には区分室の明り取りのために小さな窓が並んでいます。
オユ10そのものはすでに
単品商品として発売されたことがあるのですが、
「妙高」セットに入るオユ10-2572は、このようにテールライトが点灯化されています。
テールライトが光るということは、列車の最後尾を務めさせるのに最適。
過ぎゆく夜行列車から、赤い尾灯が流れて行く光景を楽しめるわけです。
それでは、線路上に載せて、パワーパックのスイッチを入れて電源を供給してみましょう。
右の写真はテールライトを点灯させた状態です。
ライトユニットが品切れになっても、
共通部品であれば、他の車両から取り外して移植するという、
応用が利くというお話でした。
というわけで、出来上がったら客車列車を組成して、
機関車で引っ張って楽しみましょう。
ちなみに、この機関車はMICRO ACEのED46です。
線路はTOMIXのFine Trackです。
この写真では各メーカーの製品が混在していますが、
混ぜても当然のことながら遊べます。
さて。
「妙高」の増結セットに入っているマニ37-2020も、
Assyパーツで組み立ててみました。
こちらは完全に新規金型の車両です。
マニ37は荷物車なので座席は当然無く、
内装パーツはすっきりしています。
しっかりライトユニットが仕込める構造になっているようですが、ライトユニットは入っていません。
「妙高」セットでは一番後ろには連結されない(=テールライトが点灯する必要が無い)からですね。
推測ですが、もし点灯化させる場合は
スハフ42用のライトユニットを使うのではないでしょうか?
(すでに
スハフ42と部品を交換して点灯化を実践している方もいらっしゃるかも?)
最後に。
Assyパーツはあくまでも補修部品として用意されている商品です。
ご利用は各自の自己責任でお願いします。
担当:カピの塚
<今回ご紹介のAssyパーツのご案内>
●オユ10-2572「妙高」
・
【Assyパーツ】 オユ10-2572妙高ボディ (1個入り)
・
【Assyパーツ】 オユ10-2572妙高床下セット (1個入り)
・
【Assyパーツ】 オユ10「妙高」 台車TR50 (1両分入り)
・
【Assyパーツ】 オハフ33 ライトユニット (1個入)
●マニ37-2020「妙高」
・
【Assyパーツ】 マニ37-2020妙高ボディ (1個入り)
・
【Assyパーツ】 マニ37妙高床下セット (1個入り)
・
【Assyパーツ】 オハ47「能登」 台車TR23 (2個入り)