こんにちは、とみのんです。
先日、ついに念願の上野の科学博物館の年パスをゲットしました。
これでいつでも恐竜ゾーンを満喫できるぞ!
いつでもアンモナイトの化石を買いにいけるぞ!ヒャッハー!
というわけで、
今日は自分の趣味に走ったアイテムをご紹介です!
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ダイナソーリア/ ディロフォサウルス マケット
サイドショウさんの、超ハイクオリティな恐竜スタチューシリーズの新作です!
恐竜、いいですよね。ロマンですよね。
トサカが2つあるトカゲという意味のディロフォサウルスは、
ジュラ紀前期のアメリカや中国に生息していた恐竜です。
実は映画「ジュラシック・パーク」にも、
脚色された形で登場していました。
「アッハッハー」のふとっちょネドリーさんを襲った
あのエリマキトカゲのような恐竜です。
映画ではエリマキとガラガラヘビのような音が不気味で、
かなり印象的な恐竜でしたが(子供の頃のトラウマです…笑)
実際にはエリマキの飾りはないし、毒も吐きません。
映画的に見栄えがするように、付け加えられた設定なのです。
~なぜそんな設定がついたのか、おおまかにまとめてみた~
原作の小説が執筆されていた当時は魚食説が提唱されておらず、肉食説が有力で、
顎の弱い彼らが、どうやって狩りをしていたかについて議論がかわされていた。
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小説の執筆者であるマイケル・クライトンが
「毒を飛ばして狩りを行ったんじゃないか」と思いつく。
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学会「その発想はなかった。
根拠がないから学術的には認められないけど小説のネタには使えるよね」
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小説刊行・映画化決定
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映画スタッフ「毒設定を引き継ぎつつ、
もっと視覚的に映画ウケするヴィジュアルにしよう。」
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フリル装着!
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ついでに威嚇音も鳴らして恐怖感を煽っちゃおう!
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ディロフォサウルス(映画版)の完成
ということでフリルで威嚇し、口から毒液を吹きかけ、
相手が弱ったところを捕食するという奇妙な恐竜が生まれたのです。
怪獣ですね、もはや。
ゾイドのディロフォースにもエリマキが付いていますが、
あれはジュラシックパークの方をモデルにしているのでしょう。
映画では体長が1mくらいでしたが、実際は6~7mほどに達しました。
T-レックスの巨大さを強調するための演出として小さく縮小されたらしいです。
ここまできたらもう、別にディロフォサウルスじゃなくて
架空の恐竜でよかったんじゃないの?と思ったりもしますが、
そのへんを気にするのは野暮ってもんですね。
頭の半月状のトサカは、ちゃんと化石にも残っているのでフィクションではありません。
何に使っていたのか、はっきりとは判明されていませんが、
異性を惹きつけるために使用していたのではないかと考えられています。
スタチューでは、雄と雌で大きさと色が作り分けられていますね。
見れば見るほど、造形の精密さに驚かされます。
博物館に置いてある展示物のよう!
夫婦のように寄り添う姿からは、
人間のような感情があるように感じささせてくれます。
「狩りに行ってくるよ、ハニー」
「早く帰ってきてね、ダーリン」といったカンジで。
旦那さん、超絶イケメンです。
こんなスナイパーのような目に見つめられたら
心臓がキュン…としてしまいますね。(命の危機を感じる的な意味で)
奥さんも美人さん。
旦那さんにうっとりとした視線を送っているようにも見えます。新婚さんでしょうか。
というわけで、サイドショウさんより2013年5月発売予定の
「
ダイナソーリア/ ディロフォサウルス マケット」でした!
突起系恐竜好きの皆様にオススメしたい逸品です!
ではでは、本日はこのへんで。
また次回~!
担当:とみのん