コップを台座にした海のジオラマを作ろう!【その1:粘土造形編】
こんにちは、とみのんです。
先日社内で開催された「第1回ホビーサーチ社内模型制作コンテスト」。
私もこっそり出展していたのですが、製作途中の写真が少しありますので、使用した道具なんかを交えつつ、作り方をご紹介していこうかと思います~!夏休みの工作や、海のジオラマ作りをする際にお役に立てれば幸いです!(`・ω・´)ゞ

提出した作品がこちら。ダンボーのフィギュアは既成品のものを使用していますが、その他のクジラやボートは粘土をコネコネして作りました。使用した粘土はコチラ。↓
Mr.クレイ

何度もご紹介している、扱いやすくてオススメなMr.クレイ。キメの細かさと、削り磨きなどの作業性が良いところがお気に入りです!創作意欲が湧いた時すぐに使えるよう、常に何個かストックしています(・∀・)ノ
【作品に使用した主な素材】
◆Mr.クレイ
◆タミヤ透明エポキシ樹脂 (150g)
◆ダンボーストラップ
◆プロスプレーMk-2
◆(エナメル)X-23 クリヤーブルー
◆(エナメル)X-25 クリヤーグリーン
◆14 ネービーブルー (半光沢 ラッカー系)
◆タミヤフィニッシングペーパー各種
◆BW-01 水泡表現素材 (120ml)
◆スーパーヘビージェルメディウム (大・300ml)
◆ジェルメディウム (大・300ml)
◆ジェッソ(なくてもOK)
こんな素材を使用して制作しました!(※リンクをクリックしますと商品ページにジャンプします。)
まずはこの作品の主役であるクジラくんから作成していきます。

粘土を必要な分だけ取り出し、水を混ぜながらよーくこねこね。使わない残りの粘土はタッパーまたはジップロックに入れて密封しておくと、しっとりとしたままの状態で保存できますヨ。Mr.クレイは軽量な粘土ですのであまり気にすることもないのですが、馬など細い足で体を支えるような作品を作る場合は、芯材として胴体の中にアルミホイルを入れると、より軽量にしてあげると良いかと思います~。

大まかに成形したところ。胴体を先に作り、乾燥させた後ヒレを付けていきます。水と、水でふやかした粘土をパテ代わりにして接着するのですが、破損が心配な場合は中に真鍮線などを仕込むと丈夫になると思います。

乾燥後ヤスリがけをしたところ。ヤスリがけをどれだけ丁寧にやるかで作品の出来栄えが変わります(=塗装しても下地の凸凹が浮き出てしまう)ので、時間をかけて磨いていきます。

口から糸が出ているのは、「ダンボーが魚釣りをしていたら、餌にクジラが食いついてきた」という当初のイメージの名残だったりします。でも釣り上げられたクジラが可哀想だと、立体にして初めて気付いたんです・・・(;´∀`) この糸の後処理がなかなか大変で、余計な時間を取られました。作品のイメージ作りは制作に入る前にしっかりと行うことが大切ですね(`・ω・´;)


クジラのお腹の縞模様はタミヤさんのフィニッシングペーパーを二つ折りにしてやすり、溝を作って表現しました。目安の線を鉛筆で書いて、その上を何度もなぞるようにやすっていくだけでOK。180番から始めて、400番、1000番というように徐々に目を細かくしていくと綺麗に仕上がりますヨ。
入念に磨いて、細かな削りカスを柔らかい筆などで払い落としたらクジラの完成!今度は塗装作業へ入ります~。
というわけで、本日はこのへんで。続きはまた来週~!
担当:とみのん (´-`).。oO(クジラは骨格もカッチョイイ・・・)