こんにちは、とがしです。 ねんどろいど サーチャブログ以来です。 私は、キットはもちろん完成品を改造したりするのがするのが好きなので毎回こんなブログばかり書いてておりますが、今回のもそのひとつです。このブログで作品をつくるモチベーションになればなあと思っております。 つまり… きっかけを与えてやるぅーー!!(ジョジョ4部のアニメも結構進みましたね~) ということで、第二回ホビーサーチ社内模型コンテストを開催したので、参加作品の紹介と結果発表をさせていただきたいと思います。 過去記事:(第一回ホビーサーチ社内模型コンテストブログ) コンテストのルールとしてはおおまかに ・テーマ(毎回異なるテーマを決めて行っています)に従う ・ホビーサーチの商品を使う です。 そして今回のテーマは赤と青です。 採点はホビーサーチスッタフ全員が審査員となり4つの項目 ・テーマ(テーマを表現できている作品を選ぶ) ・テクニック(塗装や改造が見事な作品を選ぶ) ・ユーモア(アイデアや面白い作品を選ぶ) ・リーズナブル(コストパフォーマンスがよい、手間がかかっていないがよくできている作品を選ぶ) で評価して順位を決定しました。 テーマ性は大事にしたいのでテーマポイントは他の項目より多く設定しました。 紹介は優勝、準優勝、3位、4位、5位、以下エントリー順で紹介させていただきます。
優勝作品 エントリーNo.7 作品名「イチゴヤドクガエル」 作者「くりけっと」 -作者コメント- 赤と青のイチゴヤドクガエルをモチーフにしました。 スパイダーマンじゃないよ! また、ただ塗るだけではつまらないかなと思い、グリッターでキラキラにしてみました。(触るとキラキラ付くので注意です) カエル解剖スケルトンモデルを使用しているようです。 かなり短時間での作業だったようですが(なんと塗装時間3時間!)、優勝するだけあってもともとこんなキットだったかのような完成度です。 目を書かずに塗りつぶしてしまうことでより毒々しさが伝わってきます。 チョイスした葉の土台がメインのイチゴヤドクガエルとマッチしていてまとまりがいいですね。 すっきりとしていてシンプルな作品のようですが、なかなかこのカエルについて知識があるからこそまとまった作品になったのだろうななんて思ったりしています。 準優勝作品 エントリーNo.17 作品名「The Garage」 作者「ふじもん」 -作者コメント- アメリカ西海岸のサーファーズハウスをイメージしてガレージを制作しました。 外観はブルーをテーマカラーに、ガレージ外壁は自然でほど良くウェザリングを施し、ブルーの車体や樹木のカラートーンも抑え全体的にエイジングを感じる落ち着いた雰囲気に作りました。 反面、ガレージ内はレッドをテーマカラーに、車体にビビッドなレッドを選択しメカっぽい雰囲気にしています。 45.5×38.0×53(cm)のビッグサイズジオラマ作品が準優勝です。全体の雰囲気がよく出ていて見ていると洋画でも見ているかのような感覚になりますね。 使用されているプラモデルは2台ともシェルビー コブラ427SCです。 車の塗装はエアブラシで、Mrカラーシリーズで行っているようです。メタリックさが見事。写真では見えませんが車の床にはマットも敷いてあり芸が非常に細かく、作ることへの情熱を感じます。 窓枠はホームセンターで販売しているような木材をカットして、ターナー色彩の塗料で塗装されています。ガレージの壁、屋根も同様です。 樹木の葉にはリアルさを追求しています。その為、なんとパセリを使用しているそうです! これはかなりの力作で当初から非常に社内では注目されていたのですが、テーマの色があまり目立たなくなってしまった為、票が伸びず今回は準優勝でした。写真でなく本物が見せたいです。 3位 エントリーNo.15 作品名「サーチャのおへや」 作者「メトロン」 -作者コメント- サーチャのおへやへようこそ♪ サーチャとラメルは好きな場所へ 移動できます ホビーサーチマスコットのサーチャとその部屋を立体化した作品が3位です。スチレンボードの上にモデナで造形したサーチャやラメル、小物達のジオラマ作品です。 作品下のメジャーに注目して下さい。90cmじゃないですよ。これ9cmなんです。純粋に細かい作品になっています。手先が器用だな~ 人形、パソコン、マグカップ、壁掛け時計、etc…。個人的に気になったのはサーチャの銀の杖もなんと化粧台の横にあることです。 お化粧の時短で魔法でも使うのか…!? 作者コメントにもあるように人物とペット(?)は動かして遊ぶこともできます。もしサーチャがスーパーメジャーなキャラになったら、未就学女児用玩具として売り出せそうな出来栄えです。 4位 エントリーNo.11 作品名「ハーフ、ハーフです」 作者「ロラウジーニョ」 -作者コメント- 今回のテーマは赤と青ということで、 ガンダムアストレイのレッドフレームとブルーフレームを フュージョン(融合)させた感じをイメージして作りました。 塗装は水性塗料のアクリジョンを初めて使用しましたが、 匂いも少なく扱いやすい塗料でした。 ガンダムアストレイは、好きな機体なのでMGやPGシリーズも作ってみたいです。 MBF-P02 ガンダムアストレイレッドフレーム (RG)を塗装してテーマに合わせた作品です。確かにアストレイと言えば赤と青が有名ですね。 RGなので割と小さめなのですが、細かく塗り分けられていて完成度が高い作品になっています。本来RGシリーズは、塗装の必要がないくらい完成度の高いキットなのですが、こんなふうにできるのであればチャレンジしたいです。 非常に緻密でギュッと出来の良さを詰め込んだような、見れば見るほど良い作品に仕上がっています。 5位 エントリーNo.2 作品名「サーチャはグッズと模型と素敵な何かでできている」 作者「ノゼリ」 -作者コメント- 商品画像(サムネイル)でサーチャを作ってみました。 たくさんの商品たちが集まってホビーサーチというサイトを形作っていることを表現しているつもりです。 「これは模型じゃない」とか「商品を直接使ってない」とかおっしゃりたいことは色々とあるかもしれませんが気にしてはいけません。本人が一番わかってます。 サーチャを商品画像の組み合わせで描いた作品が5位入賞です。ユーモアとリーズナブルな項目で得点を稼ぎました。 これはやられました。非常にいい意味で。商品を利用している点やテーマに沿っているということで模型とは違う作品ですが、完全にアイディア賞です(アイディア賞はありませんが…) こういった作品を作る技術や発想の転換は私には全くないのでひたすら感心してしまいました。 量産が可能なのでサーチャの誕生日にでも貼りまくってお祝いでもしますかねww ではここまでは順位に基づいて紹介させてもらいましたが、ここからはエントリー順にいきます。 エントリーNo.1 作品名「きれいな花を咲かせましょう」 作者「スタッフF」 -作者コメント- コンテストは梅雨真っ盛りに行われております。 梅雨の紫陽花は風流ですね。 ガンダムユニコーン(SD)に100円ショップで見つけたアジサイの造花を刺した作品です。 本人いわく、ちょうど良いサイズのアジサイを見つけるのは大変でした。 とのことですw SD特有のビーストモードというポーズの着眼点は素晴らしいですね。 ちなみにアジサイの色がついていて花に見えるのは花びらではないんだそうですよ。 エントリーNo.3 作品名「アメリカン・ドリーム -石油採掘-」 作者「みししっぴ」 -作者コメント- 赤と青と言えば『アメリカ』 アメリカン・ドリームな石油採掘をイメージしました。 ハゲや汚し塗装で、働くロボットの重厚感や泥臭さを演出し、世界観を崩さないように、押さえ目のオレンジと群青で赤、青を表現しました。 ジオラマ部分はエアコンのホースや配管パイプ、リップクリームなど、身近なものを利用してます。 これもかなりビックサイズのジオラマ作品です。モビルワーカーMW-01 01式後期型(マッシュ機) (HG)とグレイズ(一般機/指揮官機)(HG) をメインとして石油採掘をイメージした作品です。土台を Mr.モデリング プラスター 情景ベース用で全体に雰囲気を出していて、かなりリアリティのある作品になってます。 本当に工事現場にありそうな重機です。ウェザリングによる錆加工が雰囲気を出しています。写真のバックに見えるのはプラ・アクセサリー01 「トラス(角)」を塗装したものです。石油採掘場のことはよくわかりませんが現場にありそうです。 写真では見えづらいですがこのグレイズの背負っている円柱型のものはもともとリップクリームのケースらしいです。 こういう改造はわくわくしますね。 配管パイプを使用した情景の一部。油のたれ具合などは触ると汚れそうなので触りたくないと思ってしまうくらいリアルです。 エントリーNo.4 作品名「広報車」 作者「たぬきち」 -作者コメント- 人気の赤・青パーツ「GP457 2段低摩擦プラローラーセット」を装着してみました! アスチュート RS (スーパーIIシャーシ)を利用したホビーサーチがスポンサーのミニ四駆作品です。ハイパーダッシュ3モーター J-CUP 2015スペシャル を乗せているので走行可能です。 ローラーとして採用されているのはコストパフォーマンスの優秀さで定評のあるGP457 2段低摩擦プラローラーセット (赤・青 13-12mm)です。赤と青もしっかりとらえているので今回のコンテストにもぴったりです。 このホビーサーチのステッカーは自作なそうなので非売品ですw エントリーNo.5 作品名「説明書通り作ったアスラーダ」 作者「冷やしそーめん」 -作者コメント- 説明書通り作れば完成するはずが、塗装色の指定が足りてなかったり、初期不良で本体上部のパーツが足りてなかったり、カーモデルは一筋縄では行きませぬ。 デカールを指定通りはったら、レースカーっぽさは増したけど、原作のアスラーダっぽくなくなった気がする キットのスーパーアスラーダAKF11 エアロモード を使用した作品です。説明書どおりと作品名にはついておりますがなかなか苦労されたようです。いわれたとおりにやればいいという時に限ってイレギュラーが起こるというのはどんな世界にもありますよねえ。 塗装も行われていてジェットの部分もいい感じです。 私はデカール苦手なんですが、きっちりやるとやはり、きっちりカッコイイ作品になりますね。 エントリーNo.6 作品名「赤うねり」 作者「ハルサメ」 -作者コメント- 命の力強さをミニ四駆で表現してみました。 塗装はアクリル絵の具です。仕上げにニスを塗りました。そのためギラギラのテッカテカです。 ボディを完全塗装のミニ四駆作品です。スピンアックス Mk.II (MSシャーシ)をテーマカラーに塗装してあります。 ミニ四駆漫画の展開的には、古代人か原住民的な相手が使用していそうなデザインです。力強そうw マックスブレイカー ブラックスペシャル (スーパーXXシャーシ)のシャーシとタイヤ、バンガードソニック プレミアム (カーボン スーパーIIシャーシ)のローラ使用するという改造も行っていてコンテスト用にチューンナップされています。 エントリーNo.8 作品名「アイズタソ」 作者「クローンヤクザ」 -作者コメント- 今流行っている(?)メカ+美少女プラモを私も作ってみたく、ガンプラ初挑戦してみました。いやぁHGは強敵でしたね。ベビーニッパーと家にあった棒ヤスリ一本と100均で買った紙ヤスリと接着剤だけでどうにか組み立てました。まぁ判ってはいたことですが、この手のプラモ作るならおとなしくフレームアームガールを買って作ったほうが綺麗に簡単に安く上がりますw◆注意◆作者はただ単に美少女プラモ作りたかっただけで決してコト○キヤの回し者ではない、いいね?◆重点な◆しかしこのアイズガンダム、青要素こそあれど赤要素が全くない!このままではレギュレーション違反になってしまう!そこで赤マッキーで盾に☆マークをwそうです、このアイズタソ、名前こそ英語だが、ソ連出身の共産主義者なのです(よし!なんとかなった!)!最後にアイズタンから一言「それでは皆さんダスヴィダーニャ!(CV:上坂すみれ(希望)」 非常に細かく設定が用意された、1.5(アイズ)ガンダム (HG)をベースにピコニーモ Sボディ (白肌)で女人化した作品です。 なんと、この作品の作者は模型作りは今回がほぼ初めてということです。自分の思いを形にしていくというのは模型づくりで一番楽しいところだと私は思います。 すべてプラスチック製のキットよりスカートや髪の素材がリアルでグッドな印象の作品になってますね。 エントリーNo.9 作品名「真夏の夜のルーミア」 作者「クローンヤクザ」 -作者コメント- ※注意※この作品は東方projectの二次創作です。以下の成分が含まれます。1.作者の圧倒的技量不足による過度なキャラ崩壊。2.雑な仕事による低クオリティ。3.作者は原作未プレイの超にわか厨。以上の事が苦手な方は速やかにブラウザバックを。それでもおっけーねという方はゆっくりしていってね!キューポッシュえくすとら ウェイトレスボディを見たとき、これはルーミアに使えるのでは!?という思いつきで作ってみた。ヘッドは秋葉で投売りされていたジャンク品のキュンキャラを使用。赤要素にトレードマークのリボンを、青に苦し紛れのガ○○リ君を持たせてみました。○リガ○君は消しゴムに削った割り箸をブッ挿して蛍光ペンで塗った後接着剤で塗り固めました。リボンはもうちょっとなんとかしたかったなぁ・・・(願望) こちらの作品はエントリーNo8の作者と同じですが、キューポッシュえくすとら ウェイトレスボディ ロング丈(黒)を見てこの作品にしようと思いついたそうです。確かにそのまま利用できるくらい服装が似ています。いい着眼点ですね。 手に持っているアイスは消しゴムで作られていますがこれもなかなかアイスらしい半透明な感じが絶妙ですね。 頭のパーツはジャンク品を使用しておりスプレー 4 イエロー(黄)(光沢)で塗装してあります。 エントリーNo.10 作品名「あんたには言われたくないよ」 作者「とがし」 -作者コメント- オルフェンズで一番ツボにはまった台詞を作品名に大抜擢。 搭乗者である主人公、三日月の内面を赤と青で表現してみました。 気の狂い具合では主人公の三日月より敵のアインの方が個人的にはお気に入りなのですが、テーマに合わせるとバルバトスの方が作り易かったのでこちらを選択しました。 環境は人を狂わせるということですねぇ恐ろしいことです。 私の作品になります。ガンダムバルバトス (1/100)をエアブラシを使用しMrカラーシリーズでテーマカラーに塗装した作品です。作品については作者コメントで語り尽くしています。 見えることろは継ぎ目消しをして一応こだわってます。 刀はグラデーション塗装を試みましたがまだまだうまくできたかなという感じですw エントリーNo.12 作品名「海と太陽と自由と俺と」 作者「ハルサメ」 -作者コメント- 太陽の偉大さと、海の荒々しさを表現しました。 ニューファンドで造形した後、アクリル絵の具で彩色しました。仕上げにニスを塗りました。そのためギラギラのテッカテカです。 完全オリジナルの造形作品です。太陽と海が今回のテーマに合わせている作品です。いい顔ですね。 ニューファンド 350gによる造形は私もよくやりますがやはり粘土の中ではコストパフォーマンスもよく扱いやすいと思います。自由に作れるおかげで独創的な作品作りにももってこい! 裏側の塗装もしっかりです。 エントリーNo.13 作品名「回転するブレイジングマックス」 作者「MTGプレーヤー」 -作者コメント- 最近の立体コースでも走行できる仕様にしました。 テーブルのスイッチを入れると回転しますので、お試しを。 とにかく取り扱いのあるアイテム数が多いことが売りです。 また、各所改造も施しています。 MTGプレーヤーによる本気で走るミニ四駆作品です。今回のテーマはMTGであればイゼット、ミニ四駆ならブレイジングマックス (VSシャーシ)のようです。 GP477 ハイパーダッシュ3モーターやGP111 丸穴ボールベアリング4個セット を使用しています。作者いわく走らせるとすごいようです。中身に特に本気のようです。 今回はターンテーブルにておしゃれに演出されてます。動いてるのが見てみたいですね。 エントリーNo.14 作品名「FA-G アーキテクト ネギ氏専用機」 作者「ネギ氏」 -作者コメント- フレームアームズ・ガールは初めて作りましたが、 予想以上にフィギュアっぽくて良かったです。 …しかしやはりプラモですね、遊んでポーズ取らせてたら 簡単にパーツがポキっと逝っちゃったり…。 最近種類が増えてきたフレームアームズ・ガール アーキテクト をテーマカラーに塗装した作品です。 ヘヴィウェポンユニットMH06 エクシードバインダー を組み合わせて本体を赤に、ウエポンと髪を青にしてテーマ感を存分に出しています。 スプレー 75 メタリックレッドで赤の部分を塗装してあります。いい光沢具合ですね。 装備品がたくさんで厨二心をくすぐられます。 スプレー 90 シャインシルバーとTS-72 クリヤーブルー で装備品部分の塗装を行っており本体の赤とは異なる色合いが出ていてこだわってますね。 エントリーNo.16 作品名「ザ・東京」 作者「ディエゴ」 初のnanoblock作成。 パーツが細かく、パーツを紛失しないように細心の注意を払いながらの作成。 会社から見える本物のスカイツリーと遜色のないnanoblockのスカイツリーができて大満足。 nanoblock 東京タワーとnanoblock 東京スカイツリー の組み合わせ作品です。この組み合わせは思いつきはするものの実際に並ぶとまとまりがあっていいですね。 「赤くて小さい兄」と「大きくてグレーの弟」というのは思い当たる作品がありますねぇ 青の部分が少ないですが、クリアパーツなのでとても目立ちます。 シンプルですがしっくりきますし、東京の思い出で部屋に飾るにはかなりお手頃です。 いかがでしたでしょうか? 前回に比べて模型の幅が非常に広がったように思われます。人の数だけ表現や、やり方があるんだなと再確認しました。 最後に長々と拙い文章を読んでいただきありがとうございました。また来年もホビーサーチ社内模型コンテスト開催のブログをあげていけたらと思っておりますので生あたたかい目で見守ってやってください。
コメント返信のコーナー (´∀`)色んな作品、楽しませて頂きました。 お楽しみいただけたようで良かったです。ちなみに「こんなテーマでやって欲しい」などのご意見もございましたらお気軽にコメント下さい。 サーチャは「そうきたか」と、発想と着眼点に驚きました。 自分のできる限りの技術でアイディアを練り、それを実行に移すのは素晴らしいですよね。同じく驚かされました。 個人的に一番スキなのは、赤青アストレイです。 RGの作品は素組でも恰好がつくのですが、これはまた一段階上にいって美しいすらありますね。 昔のコントで「センターマン」というのを思い出しました。 ほ~んと~ぉに五分と五分か~ デデデデン!
撮影:みししっぴ 担当:とがし