アプリからミニ四駆のキットを組み立てた方へ
アプリ「超速グランプリ」からミニ四駆のキットを組み立てた方へ~2~
ギヤ、ターミナル、ローラーについて
こんにちは
とがしです。
引き続き今のミニ四駆について基礎的なことを語っていきます。
前回の内容もそうなのですが、ミニ四駆の改造に絶対はないです。
自分のやりたいことを実践しいくとマシンに愛着がわいて楽しい趣味になると思ってます。
私自身色々調べた結果、話していることとやっていることに差が生まれてますのでそれを前提に現在のミニ四駆を知ることのできる記事にしていきます。
★第二回はギヤの話からです。
これも両軸モーターのシャーシと片軸モーターのシャーシで異なります。
一番大きな差としては、両軸にはプロペラシャフトとクラウンギヤがないです。
・プロペラシャフト(シャーシによって長さが違い買い足す時は注意です。)
・クラウンギヤ
その代わりに片軸では1つずつのカウンターギヤ、スパーギヤ、ピニオンギヤが2つづつ必要です。
・カウンターギヤ(両軸と片軸で形状が異なります)ここでは片軸のカウンターギヤの画像を載せておきます。
・スパーギヤ
・ピニオンギヤ
まとめると
・両軸
カウンターギヤ×2、スパーギヤ×2、ピニオンギヤ×2
・片軸
カウンターギヤ、スパーギヤ、ピニオンギヤ、プロペラシャフト、クラウンギヤ
が走行に必要なギヤです。
両方のタイプに言えることですが、基本的にはそのままキット付属のものでOKです。
たいていのキットはギヤ比が最速の3.5:1になっていると思いますので。
素材が選べるものはカーボン製のものが耐久性の観点から良いとされています。
私の場合キット付属のギヤが5:1だったので3.5:1に変更しました。
ここはアプリに改造が実装されていないものがあるので、クラウンギヤなんかは全く見えてこないのですが実際は必要なんですという紹介でした。
★次にターミナルについて
基本的にはキット付属のものからゴールドターミナルにかえた方が早くなります。
ターミナルの電池が触れる部分は素手で触れると酸化して性能が落ちます。
これがゴールドターミナルは起こりにくいからです。
が、一部キットに付属しているターミナルはしっかりメンテナンスするという前提があるとゴールドより早いとされているものがあります。
それは以下の種類のシャーシものです。
・スーパーXシャーシ
・VSシャーシ
・MSシャーシ
です。
メンテナンスも取り付け、取り外しもアプリのようにポチポチできるわけではないので、いっそかえてしまうのがオススメです。
買いかえる場合はシャーシによって合う合わないがあるので気を付けましょう。
★今回最後のローラーについて
大前提としてこのローラーは減速させる効果があるので、マシンを安定させることだけでありスピードアップに直接は関わりません。
よって基本ローラーは壁に触れていない状態が好ましいです。
素材については、前にオールアルミ製、後ろにプラリングのが多いようです。
アルミぐらいの減速でカーブにさしかかり、カーブを抜ける時は摩擦の少ないプラで抜け、スピードロスをおさえるといった考えに基づいています。
アプリだと定番のゴムリングは減速しすぎてしまうので控えたほうがいいです。
オールアルミはベアリングローラーなどもよく使われています。
性能としては同じアルミなのでコーナーでの減速は同じと考えていいと思います。
しかし、この後お話します径が豊富なオールアルミを選んだ方が後の調整がしやすくなります。
プラ素材についてはアルミローラーのまわりにプラの付いたものが良いです。
高速でコース面に当たるときオールプラ素材だとローラーがたわんで安定しないのが肉眼でもわかります。
まず、大きさ(径)ですがこれはコースで使い分けることが多いようです。
5コースであれば19mm、3コース以下であれば13㎜くらいが良いとされています。
特性として5コースは3コースより硬い素材でできているからです。
ではどんな差が生じるかというと、コースセクション同士のつなぎ目が固いとどうしても隙間が空きやすくなります。
そして小さいローラーだとこのつなぎ目に大きく干渉する為減速やコースアウトしやすくなります。
それからまだアプリには実装されていませんが、2段ローラーというものも存在します。
これは上の段にあるローラーが下のものより小さくなっているので、スタビライザー(マシン姿勢安定)のような役割を期待できるものです。
これは装着するスタビライザーを付けなくなるので今風のセッティングに見た目は近づきますね。
私は、コストの面で
このベアリングローラー(現在は品切れ中で申し訳ありません)をフロントに2段取り付け
リヤには下段にこのベアリングローラー、スタビ代わりでキット付属のプラローラー上段に装着しました。
ローラーまわりはベアリングの付いたものが良いのですが、このベアリング自体がかなり高価なのでコストを抑えたい場合は後回しでもいいかもしれません。
では今回はこの辺りで終えたいと思います。
次回は電池、ボディ、ダンパー関連についてのお話ができればと思っています。
ブログ担当:とがし