こんにちは
とがしです。
今回の内容はアプリに実装されていないことが非常に多いです。
ですが、実際のマシンは考えていかないといけない重要な事項です。
なので、以前の内容よりわかりにくい部分がより発生するかもしれませんが、お付き合いいただければ幸いです。
★電池の話
アプリだと
パワーチャンプにするかしないかくらいしかありませんが、実際は充電池が存在します。
ところで、アプリはパワーチャンプじゃないときはやっぱり100均の電池を使っているんですかね?
話を戻しますと、消耗品でなおかつかなり電池は消耗が激しいので何回も走らせて楽しみたいという方は、充電池と充電器をそろえてしまう方が良いです。
私は、
パワーチャンプの12本セットを買ったのですが、完全に失敗しました。
そんなに走らせていないつもりでしたがコースを10数周させただけなのに消耗していたのか、充電池を借りて走行した時と比べて明らかに遅かったです。
色々パーツや改造試したいと思う方は充電池をオススメします。
また充電池には電圧の調整もできて細かい調整ができるのでコスト以外の面でも優秀です。
★ボディの話
まず、当たり前なのですがアプリと違ってボディ特性のようなものは存在しません!
ですが、
「手間をかけた塗装やデコレーションした自分のマシンが一番かっこよく、走らせている時に感動する」
のは間違いないので是非これはお気に入りを探して作ってください。
性能の面だと先ずしておきたい話があります。
「マシンの重心を下げること」についてです。
1回目の記事で触れたようにコースが立体コースでギミックが多いのでコースアウトしやすいマシンは安定とはかけ離れてしまいます。
例えばジャンプの着地時、マシンの重心が下に下がっていると非常に着地が安定し、コースアウト率が下がります。
着地時だけではなく、ジャンプも小さくすることができ、安定につながります。
またカーブでの遠心力に負けてコースアウトしてしまうことにも関係します。
重心が低ければ各ギミックに対応する力が強くなります。
なので、マシン上部のボディの重さはなるべく軽くした方が安定したマシンになります。
ではどうすれば一番よいのかというとポリカボディを使用するとよいです。
圧倒的に軽いので軽量化しなくてもボディが乗ってないのとほぼ変わらないです。
調整する際、ボディを乗せないでテスト走行させる人も多いくらいです。
「マシン重心を下げる」ことは車高を低くすることでも実現可能です。
1回目の記事で触れたホイールの大きさが大径ではなく小径ローハイトの方が良いのはこの理由があります。
より小さい小径ホイールはその点は優秀ですが、タイヤは薄いと着地が安定するので小径ローハイトの方が良いです。
話をボディに戻すとまずはお気に入りのポリカボディを探すとよいと思います。
限定のキットであれば元々ポリカボディのものあります。
ただ見つからないとか買いたくないといった状況でも「安定」を得ることはできます。
実際私のマシンはプラのボディです。(これと言ってこのアバンテに思入れはないですがなんとなくピンときたのでこれにしました。)
それでは、どうしてできるのか以下の項目にてご説明していきます。
★ダンパー関連について
アプリではダンパーのダの字も実装されていません。
簡単に説明すると「バウンド抑制の効果」です。
ダンパーはマシンジャンプ時に浮き上がり着地時にマシンが跳ねる力を浮き上がった重りが下に落ちる力で相殺し、結果的にバウンド抑制の効果が現れるというものです。
現在はさまざまなダンパーが存在し、またより大きなダンパー効果を得られる改造も広く知れ渡っています。
基本ポン付け(買ったパーツをそのままつけること)できるマスダンパーセットを付けても効果はありますが大きい効果にするにはより重い重りが必要になります。
なので重りを少なくでも効果の大きな改造というものが存在します。
「ヒクオ」や「提灯」といったボディを巻き込んでステーを加工した改造です。
上からの画像です。説明の為ボディを外してあります。
こんな風に上がって
落ちた時、更にこのダンパーも作用するという感じです。
つながっている部分はこんな感じです。
ただしこの改造はそこそこ大変でかつ見た目が大きく変化するので受け入れられないという方もかなり多いです。
改造自体は、工具がそろっていれば初めてでも1時間~2時間くらいでできました。
見た目が気に入らないというのであればこの改造を避け、ブレーキまわりを強化していくのが良いです。
現状のミニ四駆はとにかくコースアウトするのでスピード出したいというのであれば対策必須なので、この辺は考えどころです。
私の場合は改造よやってみたかったですし、見た目も受け入れることができたので「ヒクオ」を装着することにしました。
やはりバウンドが大きいのですがこの「ヒクオ」のおかげでジャンプ後の復帰率は高かったです。
以上の理由からプラボディを使うなら着地等の対策を
ダンパーの改造が難しそうというのであればプラボディを
選んでいくのが最初は良いです。
大会などのレースではポリカボディで「ヒクオ」などの改造を施すことが多いようです。
しかし、はじめはここまでしないと完走できないくらいにスピードが出ることはないと思いますので、すぐコースアウトするならまず試してほしいこととして書きました。
ここで問題が残ります。
ポリカボディも「ヒクオ」等の改造もやらないで早くしたい人はどうするのか?
それは次回のブレーキについて、でお話してきます。
ブログ担当:とがし