ピュアニーモ素体劇場-第一話:プリティ・イズ・ジャスティス-

ドール
トメ子
ピュアニーモ素体劇場-第一話:プリティ・イズ・ジャスティス-
旧Sさん

旧S「私はピュアニーモ素体S。
アゾンさんから生まれた、可愛さの伝道師。
トメ子が新しい服を買ってきたみたいだし、早速着せて貰いましょう。」

新XSさん

新XS『邪魔ですよ、旧型さん。私は新型ピュアニーモ素体XS。
新しい服は私が綺麗に着こなしますから、年増は玩具箱に埋もれてて下さいね☆』

旧S「おのれ小癪な……ならば、表現力対決と参りましょう。」

新XS『ふふふ。ドールの世界は弱肉強食……可愛いものこそ、世界を制する!』


★ROUND1-グリコのポーズ-★

●旧Sの場合
腕広がらない…

旧S「この程度なら問題ありませんね……一応」

●新XSの場合
⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン

新XS『問題無いとか言っちゃって、旧型のはただのバンザイですね。
私なら肩関節が横方向にも可動できますから、
自然で元気のいいポージングも超余裕ですよ!』

旧S「ぬぅ……」


★ROUND2-飛び蹴り-★

●旧Sの場合
一応、角度さえ選べばそれなりなんですが…

新XS『ぎこちない飛び蹴りですね。
旧型さん、関節固いんじゃありません?』

旧S「……。」

●新XSの場合
角度選ばずともちゃんと見栄えがするんです

新XS『球体式の股関節によって、より躍動感のあるポージングができるようになった私に死角はない!』

旧S「とっ、飛び蹴りなんてはしたないポーズ、乙女には必要ありません!!」

新XS『某高町なのはのように、アクションシーンも要求されるのが今時の淑女というものです。飛び蹴りもできない旧型ロートル素体はすっこんでて下さいな☆』

旧S「ちっ、ケツの青い小娘め……」


●オマケ(もっと分かりやすい股関節対決)
女の子のポーズじゃないけども

新XS『足だって自然に組めますし
ちょっと頑張れば、あぐらモドキのポーズだって組めちゃいます』

旧S「ちょっ……あぐら無理……」


★ROUND3-悩殺ポーズ-★

旧S「おのれ……よく動くだけなら可動フィギュアで十分!
ドール最大の魅力は……可愛いかどうか。
この技で生意気な新型を玩具箱送りにしてくれる!!!」

旧S「ピュアニーモS式悩殺奥義……女の子座り!!」

●旧Sの場合
優しめ(易しめ?)のポーズなら旧型でも余裕

新XS『笑止!旧型で可能なポーズは全て新型でも再現可能!
何より、アゾンさんの新型が可愛くないわけがないでしょう……!

真・ピュアニーモXS式悩殺奥義……女の子座り返し!!』

●新XSの場合
当然ですが、旧型に可能なら新型でも余裕

旧S「な、何ぃいい!?」

(ちゅどーん)

旧S「ぐぬぬ……表現力があることは確かに認めましょう。
だがしかし!ドールは服を着てこそ、その真価が発揮されるというモノ!」

新XS『この期に及んで負け惜しみですか、旧型さん。
可動域が広くて表現力豊かな私なら、どんな服でも華麗に着こなせ……』

旧S「新型に唯一の弱点があるとすれば……それは肩の分割線!!
肩出しのおしゃれな夏服だけは、私のほうが美しく着こなせます。
さぁ、トメ子!早く服を持ってき……」




トメ子「ごめん。今日忙しいから、服着せてる場合じゃないや」

旧S・新XS「私ら、全裸で放置かよ!!」




……

と、そんな妄想をしながら、ダメな一日を過ごしたトメ子です。
仕事しろよという同僚の視線が刺さります、ごきげんよう。

どうでもいい寸劇で尺を取ってしまいましたが、
そもそも何のお話かと言いますと。

『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』 ピュアニーモキャラクターシリーズ 高町なのは(名前長い…)
なのはさん9歳

に搭載される新型ピュアニーモ素体のご紹介だったわけです。
ちなみに全裸なのは可動部分をより深くご理解して頂く為です。……本当です。

さて。
新型素体、非っ常ぉおおおおおによく動きます。
特に改良された点は二つ。

腕周りは本当に画期的

一つ目は肩周り。
横方向に可動軸を設けたお陰で、XYZ軸全方向に可動するようになりました。
ぐりんぐりん動きます。

分割線こそ増えましたけれど、服を着せれば無問題ですね。
肩の出る服はちょっと目立つかもしれませんが、ネジや球状関節の類がゴロッと見えるようなことはありませんから、シルエットは綺麗なままです。
見た目を重視する際は敢えて旧型の素体を用いるのも一つかもしれません。

こちらも動きをつけるには最適です


二つ目は股関節。
肩関節ほどではありませんけれど、やはり横方向への可動が強化されています。
Gifアニメにしなかったのは、女の子素体の足がパカパカするのは見た目的にアレだからです。

これにより、足を組ませるポーズなどもより自然な形を取ることができます。
写真では分かりやすいよう、球状の関節部をチラ見させておりますが、
腿の角度を調整することである程度関節部分を隠せますので、見苦しさは特に感じません。

何はともあれ、これはもう商品が手元に届くのが楽しみですね。
素体単体での展開や、他サイズの発売なども考えると夢が広がるというものです。

そうそう、ピュアニーモなのはさんは12月発売ですので、ご期待下さい!


そんなこんなで本日はこれにて!
来週もホビーサーチをよろしくお願いします!


担当:トメ子@第一話とか書きつつ、二話目は多分ありません。
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