本キットは飛行第47戦隊40号機のデカールなので、黄緑7号色に施しました。 フラップ上面足踏禁止区画などは、余ったデカールをカットして転写しています。 風防の透明度があまり宜しくないので、表面を丁寧にコンパウンドして光の反射でそれらしく見せています。
疾風のキットで手を焼くのは、プロペラを繋ぐ芯のパーツが長過ぎることと、その芯を通す発動機の中央部の穴がズレてしまっていてバランスが大きく崩れていることですね。ここもパテ埋めして、ピンバイスでド真ん中に開け直します。風防もコンパウンドで透明度を回復させ、更に機体への座りが悪いので、隙間がなくなるまで風防と機体を削り調整していくことでしょうか、ここが正念場です。白帯の日の丸は、定位置に貼り付けからマークセッターを使います。台紙の時点でソフターやセッターを塗布すると確実にひび割れや切傷を起こします。
風来坊さんの完成画像はいつも勉強になります。この四式戦はオオタキの頃から「太め」と言われてましたが、そうでもないですね。…寧ろ、タミヤが「やせ過ぎ」って感じです
愚作ではありますが、製作の参考画像としてご覧頂ければ幸いです。