西日本鉄道 大牟田線 1300形 特急塗装 (ブルー) ディスプレイモデル (4両セット) (鉄道模型) 通販 - ホビーサーチ 鉄道模型 N

●西鉄大牟田線で昭和36年から60年まで活躍した電車。1000形特急8編成のグループに所属するも1300の2編成はつりかけモーターの旧型先頭車を新性能化し、1000形の中間車を新製した異端形式です。その為、先頭車両は国鉄の流電モハ52に似たデザインで中間車両と全く趣の違う編成となりました。
●改造時はブルーに黄色帯の特急塗装をまとい、晩年は他の1000形と共に普通運用に格下げとなり、アイスグリーンの新塗装で活躍しました。

【実車ガイド】
●旧600形急行、戦前の看板電車
　西日本鉄道大牟田線の急行用電車として昭和26年に近畿車輛で2編成製造、当初はMc-M-Tcの3連で登場し600形を名乗って登場した。
　私鉄初の中間電動車の3連固定編成で大牟田線の看板電車として華々しくデビュー、前面は国電モハ52をイメージする流線型につりあがった窓を持ち、側面は小窓が並ぶ特徴的なスタイルとなった。
●複雑な改造の歴史を持つ1300形
　600形は大きい輸送力で活躍したが、その後も大牟田線は乗客が急増、輸送力増強が続き、昭和32年にはカルダン駆動の1000形が登場、3連でつりかけ駆動の600形は見劣りするようになり、大改造を行い、昭和36年、再デビューすることになった。
　600形の先頭車を再利用し、中間車は1000形の車体と電動装置に準じたものにし、内外の装いを改めて1000形と同じ運用を行う1300形に改められた。先頭は旧車両の面影を残しながら中間車両はまるで違うデザインとなり、更に個性の強い姿となった。また600形の中間車と先頭車から取り外した部品は300形の中間車に転用され、300形の中間のデザインの違う車両が2種類出来る事になった。
　1300形は特急で大牟田線の看板電車で活躍した後、水色の新塗装となり普通電車で主に活躍、昭和61年に廃車となった。

●実車写真：横尾豪紀、井尻慶輔
●西日本鉄道株式会社鉄道事業本部商品化許諾

●1/150サイズディスプレイモデル
●対象年齢：8歳以上
●パッケージサイズ/重さ : 20.5 x 16.4 x 3.8 cm / 145g