こんにちは、カピの塚です。
大鉄道博2010ですが、
プラレールの展示をもっと見たい!という
みなさまからの声にお応えしまして、
もうちょっとだけレポートを続けさせていただまっする。
プラレールで日本列島
プラレールの大レイアウトは地域別に車両が集められ、
日本列島をデフォルメして再現していました。
●レイアウト:関西エリア
大阪城と通天閣がある関西エリアです。
岡山~大阪あたりをモデルにしていりょうで、
東海道・山陽新幹線、京阪電車、
EF210桃太郎などが走っています。
●レイアウト:東海エリア
富士山のある東海エリアです。
静岡県付近を中心とした列車が集まっています。
東海道・山陽新幹線のほか、よく見ると
小田急ロマンスカー50000形VSEもいますね。
●レイアウト:関東エリア
8/19のブログでも紹介している関東エリアを別角度で。
フジテレビ社屋、東京駅丸ノ内口、東京タワー、高層ビル群など、
特製ストラクチャーが気になります。
東海道方面と東北方面の新幹線が集まるのも東京ならでは。
山手線、
成田エクスプレス、
地下鉄副都心線など、
東京を象徴する電車が沢山走っていますね。
●レイアウト:東北エリア
伊達政宗の像が置いてあるのは仙台を中心とした東北エリア。
中央には
E1系Max、
E2系はやて、
E4系Max、
イーストアイなど、
東北新幹線がずらーっと並んでいますが、
これは
JR東日本 仙台 新幹線総合車両センター を再現したものです。
注目のプラレールセット
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トミカと遊ぼう! オート踏み切りステーション
プラレールにはトミカと一緒に遊べるセットがあります。
その一つが、オート踏切ステーションです。
トミカが順番に踏切を渡り、立体交差で反対側に回って再度踏切を渡るという、
アクションを自動的に繰り返します。警報機の赤色灯は点滅するギミック付き。
列車は踏切手前にある駅で停車し、その間にトミカが踏切を渡り終えるため、
踏切事故を防ぐ安全システムも装備されていることになります。
見ているだけでも楽しいですが、交通安全の仕組みも学ぶことができるんですね。
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デカプラレールタウン D51 レールステーション
デカプラレールタウンに巨大なD51が加わりました。
このD51はなんと…。
テンダー部分を引くと、“まがレール”が出現します。
※自動で開閉する展示でしたが、実際は手動で展開します。
“まがレール”は自由にカーブの角度を変えられるので、
プラレールのレイアウトプランにバリエーションが増えました。
しかも、この大きなD51は展開すると、駅にも変身します。
なんというコンパクト設計なのでしょう。
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自動のりかえ駅とドクターイエローセット
写真中央の駅は単線区間において、
列車を交互に発車させることが出来るギミックを搭載しています。
写真ではちょうどE231系山手線が到着・停車し、
代わりにE231系総武線が発車したところです。
自動のりかえ駅と、前後の専用Y字ポイントがあるおかげで、
プラレールの列車の正面衝突を防ぐことができます。
単線の鉄道運行システムを学ぶことができますね。
この駅は、
「自動のりかえ駅とドクターイエローセット」に入っています。
ちなみに先日、ホビーサーチでもあるスタッフがお買い上げしました。
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きかんしゃトーマス うきうきクルーズセット
きかんしゃトーマスが一人で船旅に出るレイアウトのセットです。
桟橋の線路を通って、トーマスがフェリーに乗り込むと出航。
ぐるっと回って反対側の桟橋に到着、トーマスはフェリーから降ります。
このセットでは、
鉄道連絡船における車両航送のシステムを学ぶことができます。
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パーシー&
ぐらぐらつり橋セット&
どきどきマウンテンセット
複数のセットを組み合わせたレイアウト例です。
写真の
パーシーは、
どきどきマウンテンの急な勾配を、
貨車を引っ張りながらせっせと登っております。
そんなパーシーをみながら「がんばれー」と応援している
ちびっ子たちが多数集まっていました。
パーシーは山を登りきると、
ぐらぐらつり橋を渡ります。
ぐらぐらつり橋の線路は凸凹していて走りにくいようで、
貨車の積荷がそれこそぐらぐらゆらゆらと揺れています。
この貨車は、
ぐらぐらつり橋セットに付属しています。
パーシーの大変な道のりを、そっと応援できる楽しいレイアウトでした。
この夏に発売された新商品
この夏に発売されたばかりの新商品の車両を一堂に集めた展示です。
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スカイライナー空港アクセスセット
7月にデビューしたばかりの京成電鉄の新型スカイライナー。
最高速度が160km/hで国内在来線最速列車となり、
デザインは山本寛斎さんが手掛けたことでも大変話題になりました。
成田スカイアクセス線の開業に合わせて発売されました。
切り通し区間を再現した情景パーツ入りです。
●東京メトロ各種
東京メトロ 半蔵門線 & 日比谷線 ダブルセットと、
東京メトロ 南北線 & 千代田線 ダブルセットが同時発売となりました。
千代田線の6000系は昔、「地下鉄電車」という商品名で発売されていましたが、
ライト付きになって帰ってきました!
日比谷線03系と半蔵門線08系は両方とも東武伊勢崎線に乗り入れている電車。
千代田線6000系や後述のつくばエクスプレスも含め、
北千住駅に集う電車が続々とプラレール化されているところが凄いです。
●つくばエクスプレス&東京メトロ02系
つくばエクスプレス TX-2000系と、
東京メトロ丸ノ内線02系です。
TX-2000系は赤帯が追加された近年の増備車を再現。
丸ノ内線02系はサインウェーブ塗装となった更新車を再現。
かつての丸ノ内線では赤い車体に白い帯の電車でしたが、
その白い帯の中にサインウェーブという装飾が施されていて、
これが特徴的でした。
物販コーナーにて
●西武30000系“スマイルトレイン”
西武鉄道限定品の30000系のプラレールです。
なんと、この会場の物販コーナーにて先行発売されていました。
事業者限定品のプラレールはなかなか手に入れるのが難しいレアアイテムです。
※ホビーサーチではお取扱いはございません。
●上海新幹線 CRH2型 和諧号(わかい号)
中国高速鉄道CRH2型電車を再現したプラレールです。
スターターセットとベーシックセットの2種類が販売されていました。
中国国内で限定発売されていますが、
今回は日本国内向けに説明書が日本語に直されています。
上海万博などに行かないと手に入らない限定プラレールなので、
気になる方はお見逃し無く。
※ホビーサーチではお取扱いはございません。
CRH2型はどこかで見覚えが…という方は鋭いです。
「はやて」で活躍中のE2系新幹線をベースとして
作られた電車なのでE2系そっくりです。
異国の兄弟ってやつです。
というわけで、プラレールをピックアップしたレポートは以上です。
担当:カピの塚@子供の頃はプラレールでよく遊んでました。
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大鉄道博2010レポート (08/19)