宮沢模型展示会2011レポート【宮沢模型・キハ52ときめきの恋列車編】

鉄道模型
カピの塚
宮沢模型展示会2011レポート【宮沢模型・キハ52ときめきの恋列車編】
こんばんはカピの塚です。

宮沢模型展示会にて、
宮沢模型オリジナルの鉄道模型が発表されました。

●宮沢模型オリジナル
国鉄ディーゼルカー キハ52 100形 (ときめき恋列車) セット
キハ52 122番(M) + キハ52 123番(T) の2両セット
2012年 3月発売予定
※詳細は追ってお知らせします。
予約受付開始となりました。(2012/02/01)

宮沢模型オリジナル・キハ52-100形(ときめき色)サンプル
▲告知資料。設計・製造はトミーテック。

夢と希望と笑がおを気球に乗せて、
明日と未来の日本へ飛ばそう!!


国鉄キハ52形は1958年に誕生したキハ20系列の両運転台一般形気動車です。
100番代は1962年から製造されたDMH17H型エンジン搭載車で勾配線区を中心に、
長年活躍しました。

1986年、当時の国鉄長野鉄道管理局内のイベント列車用に塗装変更され、
約4年間「ときめき色」を纏い、一般運用の合間に
『ときめきの恋列車』や『青春の風号』など各種イベント列車に使用されました。
(以上、資料より)

宮沢模型オリジナル・キハ52-100形(ときめき色)サンプル
▲編成写真。模様の異なる2両編成となる。

国鉄小海線で1986年夏より運行開始した編成で、
「ときめき恋列車」という名前の臨時列車として、
小淵沢~軽井沢間で運行されていたとのこと。

宮沢模型オリジナル・キハ52-100形(ときめき色)サンプル
▲キハ52 122の側面写真。中央にピンク・赤の気球があるのが目印。
宮沢模型オリジナル・キハ52-100形(ときめき色)サンプル
▲キハ52 123の側面写真。中央に赤・青の気球があるのが目印。

白地に八ヶ岳連峰をイメージした緑の山と、
気球や飛行船が浮かんだ構図のデザインとなっており、
楽しい雰囲気の感じられるデザインです。

宮沢模型オリジナル・キハ52-100形(ときめき色)サンプル
▲キハ52 122拡大。色味はこの写真の方が近い。

撮影したカメラが異なるのですが、
こちらのほうが展示のサンプルに近い色味で表示しております。

宮沢模型オリジナル・キハ52-100形(ときめき色)サンプル
▲キハ52 122正面。大きなヘッドマークが付く。

実車は、他のキハ52やキハ58などとも併結し、
普通列車としても運用されていたようです。

当時、小海線を旅した方々には、
思い出深いのではないでしょうか。



ちなみに車番でお気づきの方もいらっしゃると思いますが、
キハ52 122とキハ52 123は何度か塗装変更されたことがあり、
首都圏色、ときめき色の他に、飯山線色や新潟色にも塗られたことがあるようです。
キハ52 122は一般色に戻されて2009年頃まで米坂線で働いておりました。
2両ともキハ52の中では長生きだった車両です。

この2両を含め、JR東日本管内に最後まで残った7両のキハ52は海外譲渡されることとなり、
2011年8月に新潟の港から船に乗せられて、フィリピンへ旅立っていったようです。



宮沢模型オリジナル・キハ52-100形(ときめき色)の収益の一部は、
東日本大震災復興支援のため寄付されます。
なお、ご予約受付開始は後日となりますので、
もう少々お待ちください。

予約受付開始いたしました。(2012/02/01)


担当:カピの塚
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