こんにちは、カピの塚です。
10月11日よりTOMIX Nゲージ 2018年2～3月期予定品の予約を受付中です。なお発売予定時期は変更される場合がありますので予めご了承ください。
以下は、上記の新製品インフォメーションに掲載されている商品ページへのリンクを示すとともに、簡易的に解説を書きました。
九州で活躍するキハ40系をラインナップ
2018年2月予定品
[新商品] 品番：98049
■ JR キハ47-0形 ディーゼルカー (九州色・ベンチレーターなし) セット (2両セット)
[新商品] 品番：98050
■ JR キハ47-0形 ディーゼルカー (アクアライナー色) セット (2両セット)
[新商品] 品番：9426
■ JR ディーゼルカー キハ40-2000形 (九州色・ベンチレーターなし) (M)
[新商品] 品番：9427
■ JR ディーゼルカー キハ40-2000形 (九州色・ベンチレーターなし) (T)
キハ40系は国鉄時代に作られた一般形のディーゼルカーで、日本各地に配属されました。九州地区に配置されたものは、民営化の際にJR九州に継承されました。大小さまざまな改造や改修を施して現在も活躍しています。九州地区では、車体色がアイボリーに青帯のいわゆる「九州色」となっているのが特徴です。また、香椎線で運用されているキハ47形には外装に「アクアライナー」のロゴの入ったものがあります。
JR西日本更新車の内、姫新線で活躍していたキハ40形を再現
2018年2月予定品
[新商品] 品番：9424
■ JR ディーゼルカー キハ40-2000形 (JR西日本更新車・姫新線) (M)
[新商品] 品番：9425
■ JR ディーゼルカー キハ40-2000形 (JR西日本更新車・姫新線) (T)
姫新線用のキハ40形は「赤とんぼカラー」と呼ばれるオレンジ色を基調としたカラーリングが採用されていました。これは、姫新線沿線出身の童謡作家の三木露風が、故郷の龍野町(現・たつの市)の郷愁を描いた童謡「赤とんぼ」を作詞したことに因んだものです。「赤とんぼカラー」のキハ40形は姫新線の高速化事業により2009年に新型車キハ122形・キハ127形に置き換えられ姿を消しましたが、新型車にも「赤とんぼカラー」は引き継がれています。
名鉄パノラマカーの第45編成を晩年の姿で再現
2018年3月予定品
[新商品] 品番：98636
名鉄 7000系 パノラマカー (第45編成) セット (6両セット)
パノラマカーの名前で一世を風靡した7000系は度重なる増備が行われ、一時は名鉄の保有する電車では最大勢力となってました。第45編成は8次車の6両編成で誕生しましたが、後に中間車2両を別の編成に譲り、代わりに9次車の中間車2両を組み込むという編成組み替えが行われました。その組み込まれた9次車は中間車のみ作られたグループで通勤ラッシュ対策のため客用扉が両開きに仕様変更されたのが外観上の大きな特徴です。最終的に7000系は全車廃車になりましたが、9次車の中には先頭車化改造され7100系として生まれ変わった車両もあります。
さて、模型は8次車と9次車が混成されている第45編成の晩年の姿を再現するものとなります。片開き扉の車両と両開き扉の車両という意匠の異なる車両が編成中に混在している点は模型的に面白いですが、TOMIXとしては両開き扉の7000系中間車を製品化するのは初めてですから、その点にも注目したいですね。
テールライトが点灯するタキ1000形タンク車ENEOS仕様
2018年2月予定品
[新商品] 品番：8728
■ 私有貨車 タキ1000形 (日本石油輸送・ENEOS・テールライト付)
[再生産] 品番：8711
■ 私有貨車 タキ1000形 (日本石油輸送)
[再生産] 品番：8712
■ 私有貨車 タキ1000形 (日本石油輸送・米タン)
[再生産] 品番：8713
■ 私有貨車 タキ1000形 (日本石油輸送・ENEOS)
タキ1000形はガソリン専用のタンク車で、中部、関東、東北を中心にタンカー列車に運用されています。現在のJRの貨物列車は最後尾の車両に丸い赤い反射板を取り付けることが多いですが、雪の多い地域などへ向かう一部の貨物列車に際しては視認性を高めるため赤く点灯する標識具、要するにテールライトを最後尾の車両に取り付けて運行されます。タキ1000形の中にもそのような処置を施しているものがあります。TOMIXでは、以前発売されたテールライト付きのタキ1000形に続いてそれにエネオスのロゴが入ったバージョンを新たにラインナップに加えることとしています。また、これに合わせて、テールライトが点灯しないタキ1000形も3種類再生産となります。
この他にもご予約受付中のTOMIXの商品多数ございます。ご予約・ご注文お待ちしています。
担当：カピの塚