We have built the Messala (HGUC)!

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Gundam Kit/etc.
We have built the Messala (HGUC)!
This article has been written in Japanese.
We apologize for your inconvenience, and your for your understanding.

いわゆる「ファースト・ガンダム」系MSは
2007年のHGUCゾックの発売によってコンプリートされたわけですが、
2005年から2006年にかけ公開された劇場版「Zガンダム」人気も手伝って、
「Zガンダム」系MSもHGUCのラインナップが充実。
残るMSもバーザム、ガルバルディβ、ディジェ、ボリノーク・サマーンと
少なくなってきましたね。

そんな中、HGUCとしては大型キットとなる可変MA「PMX-000メッサーラ」が
いよいよ発売となりました。

●メッサーラ (HGUC)

メッサーラ (HGUC)

過去1/220スケールでしかキット化されてなかっただけに
一体どんな仕上がりになっているのか大いに気になるところです。
今回は発売されたばかりの最新のキット、
早速組み立ててみましたのでご紹介しましょう!

頭部がボディと一体化した斬新なデザインラインを見事に再現しています
まずはMS形態から。

人型を外れていることや、劇中では超高起動性能を有する機体として
描かれていることもあってか、
シルエットは認識していても、細部のディテールまで
正確に把握しているのはかなりのファンかと思われます。
1/144スケールという明確にディテールの分かるサイズでリリースされたことで、
改めてその格好良さを認識させてくれるキットです。
その異形のプロポーションは立体として文句なしにカッコイイといえますね。

背面などは1/220スケールのキットと比べて格段に解像度が上がったことで、
「なるほどこういう形をしていたのか~」と、
改めてその全貌を明らかにしてもらった気分です

劇中では頭頂高23メートル(ブースター部分含まず)と、
一般的なMSよりかなり大型な機体だけあって、
1/144スケールのHGUCでも圧倒的なボリュームがあります。
可変システムは一部部品の差し替え方式を採用しており、
MS/MA各形態でのプロポーションと強度を両立させているのです。

メインエンジンの基部などにも構造を感じさせるメカモールドが施されています。

脚部のスラスター内側のスリットモールドは目が細かく密度感のある
シャープな仕上がりとなっています。
TV版の設定よりもコンパクトにまとめられ精悍な印象の頭部は、
下部、モノアイ部分、外殻の3パーツ構成。
付属のホイルシールでモノアイを表現するようになっています。

上下から挟み込むパーツ構成なのは、
モノアイを塗装するモデラーにもありがたいところですね。

胸部パーツはパーツの分割ラインが極力正面にでないよう工夫されていて、
素組みでも分割ラインを気にせず完成させることができます。
胸部にある前方へのカウンターバーニアなどのディテール表現もかっちりとした印象で、
とても立体感のある造型表現となっているのがわかります。
また変形時は胸部パーツを前後にスライドさせる構造になっています。
スライド部分にはロック機構も用意されているので、
伸ばしきったポジションでカチリと位置決めが決まるようになっていました。
こうした細かい配慮はやはりうれしいですね。

分割線などはまったく目立ちません。 各関節もこの大きさながらしっかりとホールドされるようになっています

巨大なブースターに突きだしたスタビライザーなど後ろからも非常に格好いいですね。
浮いている状態が非常に様になります

肩には内蔵式ミサイルコンテナが再現されていて、
装甲を開けると9発のマイクロミサイルが顔を出します。
ハッチの内側には構造材を表現したディテールが用意されている他、
肩の付け根パーツも別パーツ化され、ムーバブルフレームらしく
色分けで表現がされているなどの細かな気配りがキットの完成度を
一層盛り上げてくれています。

ミサイルコンテナハッチの裏にも構造材のディテールが再現されています。

かみ合わせ部分にはちょっとした凹凸表現があって、
ギミックを押さえる爪になっているだけでなく、「らしさ」も演出しています。

肘関節は細いながらもポリキャップを使用した二重関節で、
90度以上の可動範囲を持っています。
更にクローを装備する前腕部は、展開状態と収納状態をパーツ差し替えで再現。
クローの付け根にはグレネードランチャーも再現されています。

クローは差し替えで再現。中央の円形部分がグレネードです。

手首パーツは平手とビーム・サーベルを握った状態の2種類が付属します。
手に関しては設定資料で4本指と5本指の画稿が公開されています。
今回のキット化にあたってはその両方が検討されたそうです。
実際、静岡ホビーショーでは4本指のものが展示され、 製品版では5本指が採用されています。
ジュピトリスのMSという異質さの現れとも解釈できる4本指も
捨てがたかっただけにちょっと残念…?

ビーム・サーベルを持った手は、上下にズレたり、サーベルが回転しないよう
確実に保持できるようになっています。

股関節はポリキャップを使用せずABSパーツが使用され、
スムーズな動きとホールド性も実現しています。
これはMGなどでよく採用されているものと同じ構造で、
ポーズ付けはもちろん、ボールジョイント式に比べ
可変時に左右の足の平行が出しやすい仕様でもあります。

この大きさになると、関節もこちらのタイプのが安定して保持できますね。

スラリと長く伸びた脚部は硬質感を出しながら、柔らかな三次曲面を多用した
素晴らしいラインで立体化されています。
また装甲面には適度な凹モールドやシャープなパネルラインが刻まれており、
これが良いアクセントとなって密度感を演出してくれています。

足首の自由度も非常に高く、立たせた時の接地性も非常に良いです。

背中に大型ブースターを背負っているので「立つのかな?」と少々不安でしたが、
十分自立可能でした!

画像を見て「踵の角度が違うのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、
HGUC用の設定ではこれが正位置です。
(アニメ設定でも着地時はこちらが正位置であることを示唆する要素があります)
もちろん、お馴染みのアニメ設定Ver.にすることもできるので
この辺はお好み次第ですね。

お次は可変機構です。

MS形態からMA形態への変形は一部パーツ差し替え式で行います。
変形用のフレームパーツを使うのでパーツの位置決めは完璧かつ、
各部位ががっちり組み合うようになっています。

腕を外してMA位置に移動させます。
保持力の高い関節のお陰で変形時にも強度に不安はありません。

専用パーツを使って本体とバックパックをブリッジ接続します

MA形態への変形時に腕部が格納される面にも
メカディテールがデザインされており、装甲面との違いが演出されています。

また背中の装甲裏には立体感あるパイピングモールドが再現されるなど、
HGUCシリーズとしてはかなりハイディテールに仕上がっております。

腕を所定の位置に取り付け、足を縮めてやるとMA形態の完成!
昨今よくある関節軸を回転させただけの変形ではなく、
巧みなパーツ移動により人型であるMSから、高速移動形態であるMAへと、
全く異なるシルエットに変形するデザインは本当に素晴らしいですね!

シンプルな変形ながらこれだけシルエットが変わるのは気持ちいい!

こうしてみるとギャプランと似ているようで、
全く異なる機体であることがよく分かります

胴体もきれいに伸ばされMA形態として収まります。
直線的デザインながら、微妙なアールを描く各部ラインの再現も秀逸です。

全てのスラスターが同一方向へ向くのも設定通り。
ファースト・ガンダムからの古式ゆかしい空間戦闘用MAならではの、
高速戦闘を得意とするメッサーラ。
それを象徴するかの様な大型ブースターが搭載されたバックパックは大迫力で、
見どころのひとつとなっています。

背中の巨大なバックパックに加えて、脚部にもスラスターが設けられており、
いかにも大出力といった風のMA形態です。

MA形態時に腕などがどこに収まっているのかよく分かります。

尚、モノアイをはじめ、アクセントの部分はホイルシールで再現できる仕様です。
この辺りは近年のHGUCのスタンダードと言えますね。

HGUCのギャプランやガブスレイと同様に、MA形態に変形するメッサーラにも
専用のディスプレイスタンドが用意されています。
戦場でも飛び回っている印象の強い機体だけに、
浮かせて飾れるディスプレイは必須と言えるのでありがたいですね。
しかも、台座の後部や裏にハンドパーツやクロー、可変用のフレームパーツといった
差し替え用のパーツが設置収納できるものです。

アーム部分は「アクションベース2」と同様。専用のジョイントで接続し、
台座部分が専用のものとなっています。

各パーツをこのように収納可能。なかなか凝った仕様です。

部品点数は200点近くありやや多めな印象ですが、
巧みなパーツ構成で組み立てやすいところはさすがバンダイといえますね。
マニュアル通りに組み立てていけば早い人なら3時間ほどで、
このジュピトリス製MAが組み上がることでしょう。
「機動戦士Zガンダム」の最初のTV放送から28年(!)
当時からのファンならば念願の1/144スケールでのプラキット化となったHGUCメッサーラ。
MS形態とMA形態そのどちらも素晴らしいプロポーションです。
是非実際に手に取って、可変ギミックや形状、
ディテールなど細部までとことん堪能して下さい。

元の大きさもあってか
両腕のクローとミサイルコンテナハッチを開くとかなりの迫力です。
RG Mk-IIなどと一緒にブンドドしたいですね!

本日は

●メッサーラ (HGUC)

メッサーラ (HGUC)

のご紹介でした!
ぜひ皆様も組んでみて下さい!

協力:マスターファイルブログ様

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