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ごきげんよう、秘密結社ホビーサーチの戦闘員・トメ子です。
今日も「イー！」と叫びながらお茶汲みしています。下っ端は辛いですね。
さて。
世の中には沢山の組織があります。
フリーメーソンのような秘密結社？から大和朝廷まで。
そんな組織について教えてくれる素敵な教科書を紹介しましょう。
●図解 組織・結社 (書籍)
古今東西存在する組織・結社というものについて取り上げた謎の一冊です。
既存の組織について色々知りたいという方をはじめ、
これから悪の組織を立ち上げたいという方や、悪の組織と人知れず戦っている方、
あるいは正義の組織に所属したいという方にお勧めです。イー！！
■日本政府
知っているようで案外知らない組織かもしれません。
学生の時に暗記したなぁとか思いつつ、当時とは変わっていることもあったりして。
今どきの若い子は知らないかもしれませんが、
財務省は嘗て大蔵省と呼ばれてましたし、防衛省は庁でした。
■宮内庁
これも詳細はよく存じませんでしたが、正倉院事務所なんてものもあるんですね。
なんか大和朝廷の名残を感じます。ある種の文化かもしれません。
■大和朝廷
その大和朝廷についても記述があります。浪漫ですね。
見開き1Pなので細かいことは書かれておりませんが、大雑把に把握するなら十分です。
更にこんなものも。
■陰陽寮
実は明治二年まで存在したという由緒正しい部署です。
天文や暦を司るのは神官階級の基本ですね。陰陽師大好きな人にお勧めです。
実は消えたように見えて今でも人知れず宮内庁に残っている……
なーんて話があったら面白いかもしれません。
ミリタリー好きなら抑えておきたいのがこちら。
■自衛隊
今のところ自衛隊は軍隊ではない、というのが建前なので
他国と異なり、大将、中佐、少尉のような表現は用いません。
陸軍の少尉級なら三等陸尉といった形で、ちょっと不思議な呼称になります。
（某NERVのミサトさんは一尉から三佐に昇進してた気がしますが、
大尉から少佐への昇進みたいな感じでしょうか。
某公安9課の素子さんも元少佐だったなぁ、とか思いつつ
二人の年齢を考えると並外れたキャリアだと言えます。）
さてさて。
自衛隊だけでなく、他国の軍隊もあります。
■グリーンベレー
アメリカ陸軍に属する特殊部隊です。
実は親米軍事組織に訓練を施す教育部隊でもあります。
特殊部隊というと、テロリストに殴りこみだー！ヒャッハー！
……みたいなイメージがありますが、
世界中に展開するアメリカ軍のような組織になると、
現地の組織（例えば敵国内の反乱分子）とも連携して行動する為、
戦闘能力のみならず、語学にも堪能だったりします。
■スペツナズ
グリーンベレーに並ぶ特殊部隊の定番。
とは言え、スペツナズという名前の部隊は無く、
ロシアでは各部署で必要に応じて特殊部隊を持っているようです。
軍隊のみならず、諜報機関だってバッチリ網羅しています。
■英国秘密情報部
ジェームズ・ボンドが所属する例の組織です。
13課が存在しないというのは縁起の悪い数字だからでしょうか。
妄想が広がりますね（何）
おっと、日本だって凄腕の諜報機関があります。
■忍者
みんな大好き忍者。伊賀や甲賀、風魔辺りが有名ですが、
日本地図を見るとそれ以外にもあちこちに忍者組織があったことが判ります。
大大名は皆お抱え忍者が居たわけですから当然と言えば当然ですね。
世には合法な組織もあれば、非合法の犯罪組織も存在します。
■ヤクザ
昭和の任侠映画を鑑賞する際に覚えておくと幸せになれるかもしれません。
組長、若頭、舎弟、若集とありますが、舎弟と若集って別だったんですね…。
舎弟は組長の兄弟分であって、純粋な子分（＝若集）ではないと申しますか。
■マフィア
こちらはゴッドファーザーを鑑賞する際に（ry）。
非合法な犯罪組織という点ではヤクザと同じですし、
ボスを頂点としたピラミッド型構造も似ています。
が、一番の特徴は「秘密組織」であることでしょうか。
秘密であるが故に、掟を破った者には死の制裁が下されるという徹底ぶり。
元は犯罪組織というよりも、イタリア政府に不信感を持つ
シチリアの貧しい人々が作った互助組織というのが始まりのようです。
ヤクザにしてもマフィアにしても、
「家族」をモチーフにした組織構造を持つのが面白いですね。
人間が最初に属する組織は、なんだかんだで家族だということでしょうか。
■アノニマス
ガイ・フォークスの仮面で有名なハッカー集団（と言う表現も微妙ですが…）です。
組織としては極めて異色で、明確な命令系統やリーダーを持たないのが特徴です。
誰がメンバーかも判らず、構成員の正確な人数も不明とされています。
ネットワーク時代における新しい組織の形かもしれません。
個人的にツボなのがこちら↓
■博徒
これのどこが組織だよ！？と思ってしまいましたが。
貸元、壺振り、三下、時代劇でお馴染みですね。チンチロリンです。
むしろ、博徒って何？みたいな知識かもしれません。
■マルタ騎士団
十字軍の時代からイスラムに対抗して活動していた騎士団です。
が、この手の組織にしては珍しく現代まで存続し、
独自の貨幣や切手を発行する他、国連のオブザーバーにも名を連ねています。
領土のない国家みたいなものでしょうか。
■黄金の夜明け魔術団
胡散臭さ満点の魔術結社です。
魔術結社……なんと甘美な響きでしょうか。私も混ぜてほしいくらいです。
カバラ・錬金術・占星術など古今東西の魔術について研究していたようです。
漂う怪しさが堪りませんが、残念ながら偽物の結社が出てきて詐欺を働いた為に
風評被害から衰退してしまったそうです。
画像は団の位階についてですが、何やらわけがわかりません。
上位に行くと既に人間ではないそうです。すげぇ。
しかしアノニマスのような例外を除き、
やはり集団を統率し、効率的に動かすには組織というものが必要なわけですね。
私も戦闘員からクモ男くらいにはなりたいものです。イー！
え、悪の女幹部は目指さないのかって？
あれは……スタイルよくないと(ヾﾉ･∀･`)ﾑﾘﾑﾘ
そんなこんなで本日は
●図解 組織・結社 (書籍)
のご紹介でした！
来週もホビーサーチを宜しくお願いします。
担当：トメ子＠ノンストップ、ノーズウォーター