プラモ製作の度に何かしら地雷を踏むトメ子です、ごきげんよう。
地雷を踏みまくった末、プラモなんてもうやだ!と、言いつつまた作るのです。
それが模型屋店員の運命と書いて「さだめ」と読んじゃう今日此の頃。
●陸上自衛隊 10式戦車
そんな私ですが、懲りずに10式のサンプルを作ることにしました。
きっとタミヤさんなら素人に優しくしてくれる!
そんな甘ったれた夢と共に特攻です。大丈夫、信じて下さい(タミヤさんを)。
そうそう。どういう風の吹き回しか、今回は塗装してみます。
恐らく玉砕すると思われますが、生ぬるーく見守って頂けると幸いです。
1、組み立て
全部を一気に組み立ててしまうと
塗料が周りにくい部分も出てきてしまう為、
適当なブロック毎に分けて作っていきます。
タミヤさんのプラモですが
細かいパーツが皆無とは言いませんが、先日ご紹介したT-80Uに比べると大分優しいです。
なんかこう、慣れない都会で毎日のように外食していたところ、
おばあちゃんの作ったおかゆが出てきたような、そんな優しさです(何)。
あゝ、有情。
細かい部分があっても、パーツの精度が高く
ピタッと合うのが快適ですね。
一部ポリキャップを用いており、可動が楽しめます。
この辺りの遊び心もいいお仕事です。
又、ところどころで透明パーツを使用する箇所がありますが、
それらの接着は塗装後に回します。
接着面積の狭いパーツは流し込みを接着剤を使うと綺麗に仕上がります。
パーツ同士を合わせて筆先をちょいと触れさせると
毛管現象?か何かで接着剤が流れていくという仕組みです。
模型史上、最大級の発明だと思います。
そんな感じで大まかに組んでいったら……
2、はじめてのスプレー塗装
じゃん。
●TS-27 マットホワイト(スプレー) (塗料)
今回は人生初のスプレー塗装に挑戦です。
社内には塗装ブース等という気の利いたものが無いので、
ベランダと適当な段ボール箱を用意し、
臭いとか、暑さとか、スタッフ達の珍奇な視線とか
様々なものに耐え忍びつつ、塗ります。
ぶしゅー。
うわ、外暑い!垂れた!
ぶしゅー。
畜生暑い!ビル風強い!!(※ホビーサーチは7Fにあります)
室内の塗装もアレですが、外の塗装もシビアすぎr……
……(しばらくお待ちください)……
3、本日の地雷
塗装中、プラモ担当がやってきて
「これ、テストショットだから離型剤ついてるかも。
まぁ、塗料ノってそうだから大丈夫でしょう」
ギャフン。
で。スプレー塗装のコツですが、
欲張って厚く吹付けようとすると垂れます。
サッ、サッ、と薄く重ね塗りしていく感じが宜しいそうです。
更に吹き付ける際は
吹き始めと吹き終わりは避けるように塗って下さい。
(下図参照)
……ということを、
塗 装 し た 後 に 知 っ た 私 で す 。
ギャフン\(^o^)/
何も知らずに塗装した途中経過が以下。
超ムラだらけ。ムラムラしすぎだろう、私よ。
本当に無知って怖い。('A`)
ま、まぁ…いいでしょう。はじめてですし、ね。
大丈夫、これからなんとか誤魔化します。
いざという時は遠くから見ればいいのです。
缶スプレーは大味な塗装しかできないので、
細かいパーツは筆塗りで作りましょう。
と、言うか。エアブラシなら太吹きも細吹きもこなせるので
スケールプラモをしっかり作るなら、そちらを推奨します。
最後に。なんで白くしたかと申しますと、
10式専用の陸自色塗料がまだ入荷していないのです。
仕方がないので、気の向くまま好き勝手に塗ることにしました。
まともなミリタリー製作ではなく、大変申し訳御座いません。
そんなこんなで本日はこれにて!
来週は更に塗装と組み立てを進めていきます。多分。
担当:トメ子@被害:鼻の頭がやける、小指の爪に垂れた塗料がとれない。無知によるトラウマ少々。