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おはようございます、カピの塚です。
少し間が空いてしまいましたが、
前回の記事の続きと参りましょう。
(書きかけのまま3週間以上経ってしまいました。)
★TRAMWAY (トラムウェイ)
▼16番 (1/80、16.5mm) 国鉄DD14
先日の日本鉄道模型ショウにて発表された新製品。
プラ製塗装済み完成品で2014年冬発売予定。
少なくとも今から1年以上先になりますね。
プロトタイプは昭和43~45年に国鉄が発注した300番台が基本。
次の5タイプが発売予定とのことです。
●16番 DD14形機関車(動力付き) + 前方投雪型前頭車
●16番 DD14形機関車(動力付き) + 側方投雪型前頭車
●16番 DD14形機関車(動力無し) + 前方投雪型前頭車
●16番 DD14形機関車(動力無し) + 側方投雪型前頭車
●16番 DD14形機関車(動力付き)のみ
▼16番 (1/80、16.5mm) 国鉄DD13重連形寒地用
先ほどのDD14形と同じ掲示物の下の方にはDD13形が書かれていました。
DD14形ロータリーの補機として使用された重連形寒地用。
●16番 DD13形重連形寒地用(動力付き)
●16番 DD13形重連形寒地用(動力無し)
▼16番 (1/80、16.5mm) 国鉄DD16-300番台
以前発売され大変好評のうちに完売したDD16形が、
除雪車を加えて再登場いたします。
300番台を基本に作成。
同時にDD16(3~14)も再生産とのことです。
●16番 DD16形300番台機関車(動力付き) + 前頭車2両
●16番 DD16形300番台前頭車のみ2両セット
●16番 DD16形300番台機関車(動力付き)のみ
除雪用の機関車が続々登場ということで期待ですね。
▼1/76スケール 海上コンテナ 各種
C-Rail-Intermodal(シーレールインターモーダル)製のOOゲージ用海上コンテナ各種を
トラムウェイにて輸入するとのことです。
OOゲージ(ダブルオーゲージ)とは、OOスケールとも言いますが、
英国で普及している縮尺1/76、線路幅16.5mmを用いる鉄道模型です。
HOゲージは厳密には縮尺1/87、線路幅16.5mmを用いる規格なので、
OOゲージは英国用に特化したスケールを用いた規格といえます。
HOゲージを日本様にアレンジしたのが縮尺1/80、線路幅16.5mmを用いる「16番」となります。
お取扱い品目の主な内容はこのような感じです。
サンプルの写真です。
このようなタグ付きの袋詰めパッケージとなります。
先ほど説明したように、OOゲージは1/76、16番は1/80ですから、
数値的には近いため、C-Railの1/76スケールコンテナを、
KATOやTOMIXの1/80スケールのコンテナ貨車に載せることもできなくはないと思います。
▼16番 (1/80、16.5mm) タキ35000 各種
発売が待ち遠しいタキ35000形の第2弾各種のサンプルが展示されていました。
●
16番 タキ35000 ジャパンエナジー (2両セット)
●
16番 タキ35000 日本石油(サンライズマーク) (2両セット)
●
16番 タキ35000 日本石油(こうもりマーク) (2両セット)
上記の3種類の他、昭和石油仕様、社名・社紋なし仕様、未塗装組み立てキット仕様も発売予定です。
●
16番 タキ35000 昭和石油 (2両セット)
●
16番 タキ35000 社名・社紋なし (2両セット)
●
16番 タキ35000 未塗装組み立てキット (2両セット)
★でんてつ工房
プラ製115系0番台湘南色基本セットが好評発売中ですが、
第二弾としてプラ製115系800番台横須賀色の手塗り試作品が展示されていました。
いわゆる「山スカ」と呼ばれる中央東線で活躍のシリーズです。
▼115系800番台横須賀色 (手塗り試作品)
今回は初お目見えになる形状の車両のみ展示されておりました。
▼115系800番台横須賀色 (手塗り試作品) クモハ115形
発売中の湘南色基本セットは先頭車が2両ともクハでしたので、クモハは今回が初登場となります。
電動車ですから当然床下機器はぎっしりですし、
一部の戸袋窓の上には冷却用空気取込のルーバーが付いているのがクハとは異なる部分です。
クモハ115形はそもそも富士急行へ乗り入れ対策で作られた形式です。
富士急行線が最長3両編成という制約があるため、
3両編成を組むためにはクモハ115形を作らざるを得なかったのです。
とはいえその結果、後に地方路線へ転出する際に短編成を組みやすくなったという利点があります。
▼115系800番台横須賀色 (手塗り試作品) モハ114形800番台
モハ114形800番台です。こちらも初登場。
パンタグラフ周辺の屋根が低く平べったくなっているのが特徴です。
それに伴い、妻面も上部がスパッと切られたように四角くなっています。
中央東線は小さい断面のトンネルがあり天井が低いため、
この時代はパンタグラフのある部分の屋根を低くすることで対応していました。
ちなみに現在は小型のシングルアームパンタグラフがありますので、
このように車両の屋根を低くする必要は無くなっています。
▼115系800番台横須賀色 (手塗り試作品) サハ115形
サハ115形も初登場です。
一瞬、モハ114形のボディを流用すればいいと思ってしまうところですが、
モハ114形とサハ115形は似て非なる形状なのです。
サハは付随車なので床下に機器はあまりぶら下がっていません。
もちろん電動車ではないので戸袋窓上の機器冷却用空気を取り込むルーバーは有りません。
そして何より、サハ115形にはトイレがありますので、
写真左端に見える通り、トイレの窓を表現しなくてはなりません。
115系のバリエーションが少しずつ充実してきましたね。
値段等詳しい情報が入り次第のご予約受付開始となります。
★Trolley Line (トロリーライン)
この展示会では初登場のメーカーです。
▼16番 (1/80スケール、16.5mm) 札幌市電新型車輌 A1200形 (アルナ車両・リトルダンサーUA)
2013年5月に札幌市交通局に登場した最新型の路面電車です。
アルナ車両の超低床車ブランド“リトルダンサー”のUAタイプと呼ばれる車種で、
3車体連接式になっています。
同タイプの車両は阪堺電気軌道の「堺トラム」や、富山地方鉄道の「サントラム」など、
日本の各都市の路面電車に導入されつつあります。
札幌市電ではA1200形という形式名が与えられていますが、
8月の市電フェスティバルに「ポラリス」という愛称が発表され、
札幌では今一番熱い路面電車といえます。
サンプルです。
車体はプラ製となっております。
製品は、動力付き完成品と、非可動のディスプレイモデルの2形態で発売予定です。
▼動力付きモデル
●
16番 札幌市交通局 A1200形 動力付きモデル
▼ディスプレイモデル(動力無し完成品)
●
16番 札幌市交通局 A1200形 ディスプレイモデル
動力付き完成品はこのように台車に動力が搭載されます。
ディスプレイもでるは車輪や台車も含めてプラ製になる予定です。
このサンプルは出来立てのモックアップの段階とのことです。
▼動力付きの台車
▼動力無しの台車
動力付き完成品に装着される動力ユニットを搭載した台車(上)と、
動力ユニットが無い台車(下)です。
この台車部品は別売りもされる予定とのお話です。
また、動力付き完成品と非可動ディスプレイモデルの価格差は
基本的にこの台車部品の有無の差額になるとのこと。
2013年11月2014年1月発売予定です。
★sankei (さんけい)
▼
情景シリーズ ビル-3
好評発売中のビル-3です。
3階建ての小さなビルですが、存在感は抜群です。
屋上の手摺、裏側の非常階段など細かいので、
工作そのものが楽しそうな仕上がりです。
▼
情景シリーズ プレハブ小屋-1
プレハブ小屋-1も好評発売中です。
工事現場詰所や仮設事務所など汎用性が高いストラクチャーです。
付属の小物類も自由に配置できますから、レイアウトで活躍すること間違いなしです。
★World Craft (ワールド工芸)
ワールド工芸から、16番、HOゲージ、Oナローなどで使える動力装置キットが発売になります。
●
16番 HO-101-17.5 軌道トラック (組み立てキット)
各部のスペックは掲示物の説明にある通りですが、
軸距離17.5mm、車輪径8.3mm、#2719モーターを使用、変則比26:1となっています。
京都市交通局700形電車に使用することを想定しボギーセンター72.5mmの床板とトレーラー台車も付属。
図はこちらの画像を参照してください。
組み立て例がこのような形です。
非常にスローでの運転も可能となっておりましたので、
低速で走る車両にはお勧めでしょう。
ボディや床板を自作して、台車枠を調達すれば、
簡単に自走可能な車両が作れることになります。
なお、軸距離が20mmのものも合わせて発売予定です。
●
16番 HO-101-20 軌道トラック (組み立てキット)
▼トキ900形
トキ900形は3軸の無蓋貨車です。
実際の線路よりも急な曲線を曲がるにあたり、
車体中央にある車輪をどう左右に逃がすかが、
模型の構造上のセンスが問われる車両といえます。
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16番 国鉄 トキ900 原形タイプ (組立キット)
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16番 国鉄 トキ900 側板撤去タイプ (組立キット)
▼HOナロー 沼尻鉄道 ボサハ12 II 客車
沼尻鉄道とは日本硫黄沼尻鉄道部が運営していた特殊狭軌鉄道(ナロー鉄道)です。
福島県に路線があり、末期は磐梯急行電鉄という名前でした。
実車は機関車と共に福島県内で保存されています。
模型は組み立て後、アイボリーとスカイブルーのツートンカラーで塗りましょう。
●
(HOナロー) 沼尻鉄道 ボサハ12 II 客車 (組立キット)
▼HOナロー 沼尻鉄道 ワフ2 II 有蓋貨車
同じく沼尻鉄道の貨車です。
3t積みというとても小さな貨車で、しかも車掌室も付いています。
模型は組み立てたら車体はスカイブルーで塗装しましょう。ますます可愛くなります。
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(HOナロー) 沼尻鉄道 ワフ2 II 有蓋貨車 (組立キット)
★南洋物産
▼1/80 9mm 台湾 阿里山森林鉄道 ディーゼル機関車 DL39
台湾の阿里山森林鉄道のディーゼル機関車、DL39のアクリル製車体キットです。
2013年3月に発売となりました。
動力ユニットは別売りですが、NゲージのEF60以降のF級電気機関車のものが推奨されています。
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1/80 9mm 台湾 阿里山森林鉄道 ディーゼル機関車 DL39 車体キット (組み立てキット)
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1/80 9mm 台湾 阿里山森林鉄道 ディーゼル機関車 DL39 + SP6200 客車2両 車体キット (3両・組み立てキット)
▼1/80 9mm 「北のメルヘン」 北海道 簡易軌道 自走客車(気動車) タイプ
北海道の簡易軌道で使われた自走式客車(気動車)のキットです。
浜中町営軌道や標茶町営軌道などで走っていた気動車をモデルにしたと考えられます。
北海道には入植者向けに「殖民軌道」「簡易軌道」と呼ばれる、
道路の代わりに敷設されたナローゲージの鉄道がありました。
本土の一般的な普通鉄道や軽便鉄道とは所管する省庁や法律が異なり、
気動車のことは「自走客車」、機関車に牽引される客車は「牽引客車」と呼ぶなど、
独特な用語が使われていました。
これらの簡易軌道では車両には形式名や番号は与えられておらず、
時刻表も特に設定されていなければ、信号設備も無く、
必要な時に必要な分だけ走らせるというような、
大雑把な管理がなされていたようです。
上記のように模型の商品名も「自走客車タイプ」というような、
アバウトな表現になってしまうのです。
●
1/80 9mm 「北のメルヘン」 北海道 簡易軌道 自走客車(気動車) タイプ 車体キット1 (組み立てキット)
▼1/80 9mm 産業タイプDL
簡易軌道や工場専用線など、ナローゲージの鉄道で使用された小さな機関車をイメージした自由形車両のキットです。
車体はアクリル製で、動力ユニットはバンダイBトレインショーティー機関車用を使います。
細かいことは気にせずに自由に楽しみましょう。
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1/80 9mm 産業タイプ DL アクリル製車体キット (組み立てキット)
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1/80 9mm 産業タイプ DL (緑) (塗装済み完成品)
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1/80 9mm 産業タイプ DL (黄) (塗装済み完成品)
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1/80 9mm 産業タイプ DL (赤) (塗装済み完成品)
▼1/80 9mm 簡易軌道 貨物 ミルクカー
北海道の簡易軌道で使われた貨車で、
大きなアルミ缶に詰められた牛乳を運んでいたものです。
プロトタイプは北海道の浜中町営軌道のミルク貨車でしょうか。
先ほどの産業タイプDLを牽引機として、ミルクカーは1~2両連結するのが良いようです。
ちなみに、先日の日本鉄道模型ショウの会場でも展示されておりました。
(→
レポート記事はこちら)
●
1/80 9mm 簡易軌道 貨物 ミルクカー 単品 (組み立てキット)
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1/80 9mm 簡易軌道 貨物 ミルクカー 台車付 単品 (組み立てキット)
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1/80 9mm 簡易軌道 貨物 ミルクカー (2両セット) (組み立てキット)
●
1/80 9mm 簡易軌道 貨物 ミルクカー 台車付 (2両セット) (組み立てキット)
★CASCO (キャスコ)
▼天賞堂ケース対応ウレタン(仮)
CASCOの初めての16番向け製品ではないでしょうか、
天賞堂の16番車両が収容されている紙ケースに対応したウレタンを企画中とのことです。
これは、もともとの製品に入っているスポンジが経年で劣化してしまうため、
それの取り替え用としての役割を持っているとのお話でした。
というわけで、16番・HOゲージ・HOナロー関連のレポートは以上です。
Nゲージ・Zゲージの試作品等の写真は各商品ページにUPしておりますので、
そちらをご覧いただければと思います。
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