●Copyright 松本零士/東北新社・バンダイビジュアル
製作した全体像を依頼者から確認してもらい、更に要望に合わせて塗装を施し完成と相成りました。 現実にヤマトを建造したらというリアルなディテールではなく、アニメーションから飛び出した様な見た目になりましたが、依頼者からは満足されています。 見方によっては、好き嫌いが如実に出る作品でもあるかも知れないですが、以前の様などっちつかずな半端な作品よりは、分かりやすくて良いのかな?とも思っております。
タミヤカラーのライトガンメタルです。 船体下はハルレッドとフラットレッドを1:2位です。 最後の仕上げは、つや消しガチガチで重厚過ぎない様、クレオスのトップコート(半光沢)を満遍なく吹き付け、宇宙(空)を飛行する軽快さも取り入れてみました。 劇場版(初代&愛の戦士たち)では、どちらかというとメタリック系で構成されていて、私個人もどちらかといえば、メタリック系が好みです。 青味掛かったTVアニメ版を好む方々は、ニュートラルグレーを基調としつつ、好みの明暗に調合してるみたいですね。 そうした場合、船体下は限りなく純粋なフラットレッドを吹き付けないとカラーバランスが整わないと思われます。
<2船体カラーはメタ色ですか?良い感じです。
およそ一年半ぶりに1/700ヤマトの製作しました。 今回はディスプレイの依頼です。 前回の様な個人的なジオラマ写真に使用する手抜き(?)は出来ないので、製作前にキットを入念にチェックして計画表を立てました。 まずは削りだしから始めました。 このキットはニュー・メカニックモデル用の船体を使用しているので、艦内のパーツを組み込む為に、船体右側が左側に比べるとかなり膨らんでいて、正面から目視した場合、かなりの非対称な外観になっています。 特に艦首波動砲のノズル付近のバランスは相当酷いので、曲線を基調に面取りです。 プレステのヤマトの外観や、1/350ヤマトのフォルムを良しとしている方々は、艦首は平面で構成されてる事に何の違和感も無いでしょう。 しかし松本零士氏の描く繊細なタッチや、往年のアニメの外観では、ヤマトは曲面で構成されていて、特に艦首の曲面は非常に拘りたいところです。 同時に繋ぎ目のパテ埋めと面取りの繰り返しで、今回はかなり満足のいくフォルムに仕上がったと思います。
原作とのメカディテール比較は別として、全体的なバランスは1/700が1番優れているので、観賞用としては悪くないと思います。 但し、往年の金型を使用した復刻版なので、接着面が粗削りでそのままではキレイに仕上がらない事と、設計ミスのせいか、そのまま制作すると砲塔がある角度までしか可動しないのが難点です。 船底の赤色が塗られていた前モデルに対し、復刻版は船体の上下塗り分け塗装をしなくてはならないので、塗装技術が乏しい初級者には手が出しづらいモデルである事も事実です。 1/500コズミックモデルは副砲の大きさが前後で異なり(イメージモデルの使い回し)、第3艦橋のバランスも悪い(異常にデカい)ので、お勧め出来ません。 1/700はディテールの手直しよりも、接着面の合わせを整形し、細かに塗装を施す事でエッジを効かせた方が雰囲気が出ます。
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