トメ子の野望

プラモデル
トメ子
トメ子の野望
最近、暑くなってきたせいか微妙にグロッキー気味のトメ子です。ごきげんよう。

げっそり気味の日々に、栄養が足りないのかなぁと思っていた矢先に見かけたのが、コチラ。

ドイツ フィールドキッチン
つまりメシ炊き車

以前もイタリア軍の車両で似たようなモノを紹介しましたが、今度はドイツ軍の給食車(?)です。
きっとソーセージやジャガイモ、ビールを満載しているのでしょう(←偏見)。
車両といっても、自動車ではなく馬車ですけれども。

説明文によると「牛乳缶や炊飯容器」が付属するそうです。
ヨーロッパか、北アフリカかどこの戦線かは定かではありませんが、冷蔵庫なんてものが無い時代、牛乳なんて痛まないのかしらと思ったり。
それとも現地調達である程度鮮度は維持していたのかしらん。


閑話休題。
詳しく調べたことは御座いませんが、個人的に旧日本軍の軍用糧食がどのようなレシピだったか気になります。
正直、握り飯に塩or味噌とかそんなイメージしか無いのですが、それって戦国時代とあまり代わり映えしない気も……。


さて、お次に紹介するのはこちら。

ドイツ・ケッテンクラート
フィギュアのむさい顔がなんとも言えない

私如きが説明するまでもないくらい、ドイツ軍の中では有名な車両ですね。
主に物資の輸送に使われた小型ハーフトラックです。
ハーフトラックというのは日本語で「半装軌車」と呼ばれているモノであり、前輪は普通のタイヤですが、後輪は履帯(キャラピラ)を装備した車両のことです。

ケッテンクラートの場合、前輪はオートバイ風で後輪が履帯という形ですが、何故後輪だけ履帯なの?という疑問について軽くお話しましょう。


車輪の全てを履帯で覆った全装軌車は、当然ですが路面抵抗も大きく、エンジン技術の未熟だった第二次世界大戦期には必ずしも都合よく運用できたものではありませんでした。
他にも製造・整備にかかるコストの大きさや、信頼性等の問題も抱えていた為、両方のいいとこ取りとしてハーフトラックが生まれたわけです。

尤も、現在では技術進歩に伴ない全装軌車の抱えていた問題も全て解決された為、大抵の軍用車は100%履帯装備か、100%タイヤ装備かの二択となっております。
ハーフトラックスキーの私にとって、ちょっと残念な世の中になってしまいました。

悔しいので、私が将来ビッグなお金持ち兼権力者になったら、ケッテンクラートを復活させて乗り回す老婆になろうと思います。ウヒヒ。


折角なので、ドイツ軍繋がりでも一つ紹介。

ツェンダップ KS750 & BMW R75
ナンバープレートの位置がカッコイイ

戦線におけるオートバイの役目は斥候が主だったと聞きます。
中でも活躍したのが、この二台。ツェンダップKS750とBMW R75でした。

第二次世界大戦勃発直後。
ドイツ軍は「電撃戦」と呼ばれる機動力を生かした速攻により、周辺諸国を次々と攻略し破竹の勢いで領土を拡大していきます。
その「スピード」を担う一因として、オートバイ部隊による偵察任務があったのです。

乗り心地や燃費など、現代のオートバイに遙か及ばないものでしょうけれど、それにしてもこの頃の機体は独特の味があります。
特に前輪の泥除け部分にナンバープレートを配置するセンスが素敵。


私が将来ビッグなお金持ち兼権力者になったら、KS750やR75を復活させて乗り回す老婆になろうと思います。ウヒヒ。


……と、こっそり野望を語ったところで、本日はこれにて!
来週もホビーサーチをよろしくお願いします。


担当:トメ子@夢は世界征服。
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