第50回全日本模型ホビーショー 2010レポート 【鉄道・会場発表その1】

鉄道模型
カピの塚
第50回全日本模型ホビーショー 2010レポート 【鉄道・会場発表その1】
おはようございます。カピの塚です。

幕張ホビーショーのレポート・鉄道編もお届けします。
今回は、MODEMOとGREENMAXの会場発表品をお届けします。

MODEMO

●広島電鉄 5000形 “グリーンムーバー”
全日本模型ホビーショー

この発表を誰が予想できただろうか……。
なんと、広島電鉄5000形“グリーンムーバー”の開発が決定!

5000形は5車体3台車連接構造の路面電車で、1999年より導入されました。
ドイツ生まれの省エネ車両です。
日本国内でもこの長さの車体を持つ路面電車は広島くらいでしか見られません。

模型としては、ヘッドライト・テールライト点灯はもちろんのこと、
動力車にはフライホイールを搭載します。
来年春頃の発売を目標に開発を行うとのことです。価格は未定。
パッケージは江ノ電と同じロングクリアケースになるそうです。

広島電鉄といえば、日本一の路面電車事業者です。
広島で知らない人はいないほど有名な鉄道会社であり、
路線の多さ、車種の多さは路面電車ファンの注目の的です。

これまで路面電車の模型化を多数手がけたMODEMOも、
ついに広島電鉄に着手することになったということで、
今後の動向に期待しています。


●豊橋鉄道 市内線 783号 “ADVAN号” (M付)
全日本模型ホビーショー

名鉄から豊橋鉄道に移籍し、現在も活躍中のモ780形。
車体広告車となっている783号を模型化するとのことです。

全日本模型ホビーショー
全日本模型ホビーショー

“ADVAN号”は黒と赤を基調としたカラーリングになっています。
上記の試作品写真は、照明の具合の関係で、色調を補正しており、
実際の色とは異なる表示になっているかもしれませんので、
参考資料としてご覧ください。

なお、名鉄時代の仕様は、品番 NT111 (モーター付)NT112 (モーター無)にて発売予定です。
発売が遅れておりますが、このあともカラーバリエーションが予定されているということで、楽しみですね。


GREENMAX

●名鉄 1380系
全日本模型ホビーショー

会場発表品の一つが、名鉄1380系です。

実車はもともと「パノラマSuper」に連結されていた一般車両の電車でしたが、
パノラマSuperより分離し、中間車両に運転席を取り付ける改造を行い、
なおかつ名鉄の他の一般車両と同じスカーレット一色に塗り直したという、
凄まじい経歴を持っています。

全日本模型ホビーショー

無塗装状態ですが、早くも試作品が展示されていました。

●名鉄 1000系 “パノラマSuper”
全日本模型ホビーショー

名鉄の看板特急のひとつ、「パノラマSuper」です。
こちらは全て特別車両のみで構成された編成。

模型としては従来品と比べて車体の色味に修正を加えた改良新製品として登場。

全日本模型ホビーショー

塗装済みの試作品が展示されていました。
クリーム色が白っぽくなり、より実車に近づいた色合いになりました。

●京急 600形
●京急 600形 “KEIKYU BLUE SKY TRAIN”
●京急 600形 4次車

写真を撮り忘れてしまったのですが、
京急600形がリニューアルされます。

ちなみに従来品の塗装済みキットは、
細部が異なるため「京急600形タイプ」となっていました。

京急線のみならず都営浅草線や京成線でもおなじみの電車です。

●近鉄 22600系 “Ace”

こちらも写真撮り忘れです。
詳細はまた後日ご紹介できればと思います。


以上、駆け足ですがMODEMOとGREENMAXの会場発表品でした。
続きはまた日を改めてご紹介します。


担当:カピの塚



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