信濃路の新顔E353系「あずさ・かいじ」にドイツの高速列車・ICE4も登場! KATO 2019年新製品・再生産品のご案内

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信濃路の新顔E353系「あずさ・かいじ」にドイツの高速列車・ICE4も登場! KATO 2019年新製品・再生産品のご案内

こんにちは、カピの塚です。

KATO 発売予定品情報 2019年3月

今日はKATO(カトー)からNゲージの新製品・再生産品の案内が届いております。


2019年3月新製品

< 10-1522 > E353系 「あずさ・かいじ」 (基本・4両セット)
< 10-1523 > E353系 「あずさ・かいじ」 (増結・5両セット)
< 10-1524 > E353系 「あずさ・かいじ」 (付属編成・3両セット)

2017年12月より営業運転を開始したE353系が早くもNゲージで製品化です。従来「あずさ」「かいじ」などで活躍していたE257系、E351系の後継車両です。模型は、2018年現在の松本車両センター所属S203+S103編成がプロトタイプ。スピード感あふれる先頭形状、力強いデザインの塗装色を実車同様リアルに再現。KATOオリジナルの車体傾斜機構を搭載し、実車に迫る実感的な曲線通過シーンをお楽しみいただけます。

< 10-1379 > 313系5000番台 <新快速> 3両基本セット (基本・3両セット)
< 10-1380 > 313系5000番台 <新快速> 3両増結セット (増結・3両セット)
< 10-1381 > 313系5300番台 <新快速> 2両増結セット (増結・2両セット)

JR東海の主力近郊形電車の313系は中京圏で幅広く活躍しております。その中でも中心的な存在といえるのが大垣電車区に所属する5000番台です。車内はオール転換クロスシート採用で、高速走行時の乗り心地向上のため、車体間ダンパとセミアクティブ装置が導入されているのが大きな特徴です。模型でも5000番台特有の車体間ダンパを再現。既存製品とは車番が異なるので、コレクションとしてもおすすめです。また、313系5300番台は313系5000番台を2両編成化した車両で、初の製品化です。これらの各編成を連結して実車同様の8両編成での活躍も再現できます。

< 10-1530 > 313系8000番台 (中央本線) 3両セット (3両セット)

313系8000番台を、現在の姿で製品化。8000番台は中央本線の「セントラルライナー」用に作られた電車で、他の番台とは異なる外装・内装が特徴です。セントラルライナーの運行終了に伴い、現在は他番台の313系と同様に普通列車、快速列車などで活躍しています。名古屋~中津川間の快速運用で主に活躍しており、夕ラッシュ時の「ホームライナー瑞浪」としても運転されています。模型は既存製品とは異なる車番で製品化。クハ312の車椅子マークの下に、現在見られるベビーカーマークを再現。現行の運用に合わせた行先表示・側面表示シール、優先席表示シール付属。

< 5242 > スユニ61

スユニ61はかつて全国で活躍した郵便荷物合造車で、オハニ61等をベースに作られました。今回製品化するのはTR11台車装備の0番台。オハニ61の元客室部分を郵便室に改造したもので、外観に客室時代の1000mm幅窓が残っているのが大きな特徴です。既存製品とは異なる車番で初の単品製品化となります。車番:スユニ61 38 所属標記:「米イモ」が予定されています。C11やオハ35系と組み合わせて大社線の旅客列車、C11やスハ32系・オハ61系と組み合わせて磐越西線の旅客列車、DD51やマニ60・マニ36と組み合わせた関西本線の郵便荷物列車などなど、様々な列車を組成してお楽しみください。

2019年3月再生産品

< 2021 > C11
< 5127-3 > オハ35 茶 戦後形
< 5127-4 > オハ35 ブルー 戦後形
< 5128-3 > オハフ33 茶 戦後形
< 5128-4 > オハフ33 ブルー 戦後形

先述のスユニ61の発売に合わせて、C11とオハ35系戦後形の再生産が行われます。組み合わせて想い出のローカル列車を再現してみてください。

< 10-1428 > 115系1000番台 長野色 (基本・3両セット)

長野エリアの115系といえばこの色ですね。E257系、211系、313系など様々な列車と並びが楽しめます。模型は2017年にフルリニューアルで発売されたもので大変好評を博しましたが、今回は基本セットのみの再生産です。

< 3056 > EF58 35 長岡運転所
< 3063 > EF16

2月再生産予定の10系 寝台急行「能登」基本7両セット増結6両セットの上越線区間の牽引機です。特にEF58の前に補機としてEF16が連結された重連で走る姿は上越線の見所の一つです。ぜひ再現してお楽しみください。なお、長岡~金沢間の牽引機であるEF81 一般色は2月発売予定です。

2019年4月再生産品

< 10-1274 > E257系 「あずさ・かいじ」 (基本・7両セット)
< 10-1275 > E257系 「あずさ・かいじ」 (増結・4両セット)

模型は2017年に発売された現在見られる強化形スカートの姿です。
183系と189系の置き替えとして導入されたE257系は、中央線の特急「あずさ」「かいじ」として首都圏と信濃路を結んで活躍。車両の外観に見られる菱型模様は武田信玄の家紋「信玄菱」をモチーフにしたデザインなのが特徴です。配色はアルプスの山々やリンゴの花をイメージした白を基調に、四季の彩りをあらわしており桃色(春の花)、碧色(夏の木の葉)、黄色(秋の紅葉)、青紫(冬の山々)、銀色(八ヶ岳やアルプスの巓)を表しています。

そんなE257系ですが、先述のE353系の導入に伴い置き替えが予定されています。定期運用の終わりも近づいてきました。最後の雄姿をお手元に。

2019年5月新製品

< 10-1512 > ICE4 7両基本セット (基本・7両セット)
< 10-1513 > ICE4 5両増結セット (増結・5両セット)

「Nゲージで世界の名列車」と題したシリーズの新作は、ドイツの高速列車「ICE4」です。ドイツの欧州本線系統を代表する高速列車ICE(Inter City Express)の4世代目の車両で、動力分散方式を採用した12両編成で、最高速度は250km/h。新しい長距離輸送の主力というコンセプトを掲げ、地方と都市をより高頻度に結び、輸送力を引き上げる目的から運用の柔軟性、居住性の向上に重点を置き開発されました。今後は2020年より国際列車としての運転を見据え、ドイツをはじめとした欧州各地で新たなICEの主力列車としての活躍が期待されています。

模型はICE4の特徴である、精悍な流線形の先頭車形状をリアルに再現。白い車体にブラックアウトされた側面窓、赤いラインで締められた高速鉄道用車両に相応しい外観を的確に再現。モーター車は基本セット、増結セットそれぞれに1両組み込み。モーター車の協調を考慮し、増結セットのモーター車はトラクションタイヤ無し。車体の長さに合わせた専用の室内灯用照明板組込済で、別売りの室内灯セットを組み合わせることで点灯可能となります。また製品は7両基本セット/5両増結セットの2セット構成ですが、従来よりも横幅の寸法が大きいブックケースを採用し、車体が長いICE4を安全に収納します。

< 25-000 > KATO Nゲージ・HOゲージ 鉄道模型カタログ 2019 (カタログ)
KATO Nゲージ・HOゲージ 鉄道模型カタログ 2019 (カタログ)

そして年末の風物詩といえば来年のカタログの発売ですね。あわせてチェックを。


ご注文、お待ちしております。

担当:カピの塚

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