HobbySearch Blog 50th Shizuoka Hobby Show 2011 Report -Hasegawa Part 1-

Plastic Model

2011/05/12

Tomeko

50th Shizuoka Hobby Show 2011 Report -Hasegawa Part 1-

This article has been written in Japanese.
We apologize for your inconvenience, and your for your understanding.

ごきげんよう。こちら、トメ子。
本日朝、ツインメッセ静岡に潜入した。
これより会場の様子をお送りする。オーヴァー？

……と、いうわけで。
これから数日に渡って
各メーカーさんごとに目玉商品をご紹介しましょう。

■ハセガワさん

・Su-33 フランカーD

トメ子的今回の目玉商品その一。

Su-27に着艦フックをつけた海軍仕様機は1984年に初飛行を果たしていますが、これを艦載機として更に本格化させたのがSu-33です。

基本的な性能はSu-27と同等ですが、相違点としては

・空母への搭載を意識してか、主翼と水平尾翼が折り畳み可能。
・着艦時を考慮し、テイルブームを短縮化
・主翼前に全遊動式のカナード翼を装備。

といったところがあります。
ちなみにカナード（先尾翼）とは何かと言うと…

ここのことです。Su-27にはこの翼がありません。

このカナード翼、調べてみると飛行時に結構面白い挙動をするようですが、
今日はホビーショー祭りなのでまたの日にお話しましょう。

会場では好きに撫で回せる見本が展示されておりました。ウヒヒ。
一般公開日に遊びに行けるよーという方は、是非撫で撫でして下さい。

そうそう、ランナーも公開されておりました。
こちらは触れませんが、眺める分にはいくらでもおっけーです。

・EA-18G グラウラー

アメリカ海軍が誇る最新鋭の電子戦機です。
ベースはF/A-18Fスーパーホーネットですが、
AN/ALQ-99戦術妨害装置ポッド、AN/ALQ-218(V)2無線周波受信システムといった電子戦に特化した装備を持つことが特徴です。

こちらも完成見本やランナーが展示されてます。

・三菱 J2M3 局地戦闘機雷電21型

太平洋戦争後期に登場した局地戦闘機です。
紫電、雷電、震電など、名前に「電」がつくのは
局地戦闘機を表す名称だった……ような、気がしまs…（あやふや）。

局地戦闘機と言うのは、陸上基地から飛び立つタイプの戦闘機で、艦上戦闘機のように空母上からの運用は考慮されておりません。
敵爆撃機との戦闘を主な任務としております。
中でも21型は20mm機銃4挺を搭載し、タンクを防弾仕様に換装した主生産型となっております。

会場での原形展示はありませんでしたが、開発用の木型写真などが展示されておりました。

又、パイロットフィギュアや

初回特典に付属する描き下ろしコミックのネーム等

期待の広がる展示でした(ﾟ∀ﾟ*)。

他、スケールモデルでは

・メッサーシュミット Bf109F-6/U `ガーランドスペシャル`

や、

・F-16E ファイティングファルコン

・SR-71A ブラックバード `ICHIBAN`

冷戦期に活躍していた超音速・高高度偵察機、ブラックバード。

有名ですが、日本とはあまり縁のない機体のような……。
なんでイチバンなんだろう。

って思ったら、沖縄に配備されてたことがあるんですね。
知らなかった……＿|￣|○ il||li

・F-4EJ改スーパーファントム

・F/A-18E スーパーホーネット `VFA-31 トムキャッターズ 75thスペシャル`

・F-15I ストライクイーグル `イスラエル空軍ラーム`

F-15IのIってイスラエルの略……ではないですよね。

・P-38G ライトニング `ブーゲンビル`

かの山本五十六大将を襲撃した機体です。

海軍甲事件……日本軍の暗号を解読したアメリカ軍によって、山本大将の乗る飛行機が待ち伏せ・撃墜された事件がありますが、その際に使われた機体のようです。

ちなみに大将は

「やってみせ　言って聞かせて　させてみて　ほめてやらねば　人は動かじ」

等、有名な言葉を多々残しております。素敵。

・フォッケウルフ Fw190F-8 w/BT700 魚雷型爆弾

・F4U-1 バードケージコルセア `パシフィックエーセスコンボ`

・メッサーシュミット Me262A `第51爆撃航空団`

・ニッサンフェアレディ240ZG `パトカー`

昭和のパトカー感漂う一品です。
パトカー用のパーツ類は全て新規開発という力の入れっぷり。

そうそう。
キャラクターモデルもがっつり展示されておりました。

・YZR-8000Γ `マイザー・ガンマ`

以前発売されたデルタとはまた異なるテイストです。
パーツ差し替えでモーター・スラッシャー形態に変形可能。

新金型部品も結構多めです。

ボーナスパーツはこんな感じに。

・TF-14B/C+ `フェイ・イェンwithBH/PH+ [フェティッシュ]`

ただの色替えと思ってはいけません。
なんたってフェティッシュバージョンです。
フェティッシュなパーツが選択式で作れるパラダイスな仕様です。

うん、まぁ……。
ものすごーく、俗っぽい言い方をすれば

(　ﾟ∀ﾟ)o彡°おっぱいパーツなわけですが。

いえいえ。女性型メカですから。
こだわりも大事ですよね！
硬派に見えて、案外お茶目なハセガワさんです。

・VF-11B サンダーボルト

実はハセガワさんの中の方と少しだけお話する時間を頂けました。
こちらのサンダーボルトはこれまで以上に作り易さに重点を置いて開発されているそうです。

キャラクタープラモと言えば、ガチのモデラーさんだけでなく、原作やキャラクターから興味を持つ方も多くいらっしゃいます。
そうした方にも手に取って貰えるよう、できるだけ敷居を低くしようというのが今回の試みだそうです。

ちなみに、バ○ダイさんで言うところのマスターグレード等が組める方なら十分作れるとのことでした。

つまり、ちょっと頑張れば作れるよ！
……ということですので、初心者の方でもマクロスプラモにウェルカム！

余談ですが、変形はスタイルの維持という観点から難しいとか。
可動性よりカッコよさを徹底追求する選択はハセガワさんらしくて好きです。

さて。
こんなモノも発表されておりました。

・グローサーフント