こんばんは。カピの塚です。
Bトレインショーティー E231系 山手線
「まぁるいみどりのやまのてせん~♪」超有名家電量販店のヨドバシカメラさんのCMソングでお馴染みのフレーズです。
この歌に登場する山手線といえば、路線図では丸く書かれていて、
電車がぐるぐるまわっていますね。
まさに東京を象徴する電車のひとつです。
カピの塚
お手製の超大雑把路線図です。
山手線といえば、こんな感じで東京の主要駅を結んでいます。
山手線には全部で29の駅があり、1周の所要時間はだいたい1時間くらいです。
でも、山手線って、
本当は丸くないって知ってましたか!?
見よ、山手線の真の姿を!というわけで、わかりやすく色分けしてみました。
本当の山手線は、田端~新宿~品川。
なんと
西側半分だけなんです。
実は鉄道路線には戸籍があり、
オレンジで表したところは
東北本線、
ブルーで表したところは
東海道本線なのです。
つまり、品川~東京~田端は、山手線と名乗る電車が、
東海道本線と東北本線の線路を間借りして走っているわけなんです。
山手線という名前で電車が通し運転されているのは、
いろいろな面において都合が良いからです。
線路が環状に繋がっていると、
同じ方向に電車を走らせ続ければ良いので、
向きを変える必要もなく車両のやりくりに悩む必要はありません。
(実際には車庫に出入りする電車もありますが……)
また、主要駅だけを結んでいて、外回りと内回りでは
どちらの方向にもお客さんがほぼ均等に乗りますから、収益が安定します。
さらに、「山手線」といえば名前も有名ですし、お客さんへの案内も簡単です。
このように山手線は非常に効率が良くできているのです。
というわけで、実は丸くない山手線のお話でした。
別に普段乗る分には、山手線は丸いものだと思っていて問題はありませんよ。
田端~東京~品川に差し掛かった瞬間に
アウェー感に苛まれる必要もありません。
担当:カピの塚@路線図描き10分、記事書き90分。