おはようございます。カピの塚です。
先日開催された開催されたトミーテック新商品説明会にて展示されていた試作品をご紹介いたします。
この記事では、鉄道コレクションシリーズのうち、4月25日(木曜日)入荷・発売予定のものをご紹介します。
ここで掲載の写真は全て試作品のため、本番品とは異なる場合があります。
各商品ページでは他にも試作品写真を掲載しております。
●鉄道コレクション 第17弾
鉄道コレクション第17弾では、好評の地方私鉄の小型電車を収録。
ここでの小型電車とは一般的な在来線の電車よりやや短め、車体長14~15mの電車を指しています。
▼鉄道コレクション第17弾 (京阪電気鉄道大津線 600型2次車 奇数車)
▼鉄道コレクション第17弾 (京阪電気鉄道大津線 600型2次車 偶数車)
現在も京阪大津線で活躍の600形2次車です。
最近ではラッピングトレインとなっている編成もありますが、
京阪一般車用の緑の濃淡を纏った姿が収録されています。
車番は奇数番号が609、偶数番号が610でした。
▼鉄道コレクション第17弾 (京阪電気鉄道大津線 350型)
かつて京阪大津線の石山坂本線で活躍していた350形です。
車体は260形や300形とそっくりですが、800形の機器流用車なのが特徴です。
車番は351となっており、1次車を再現しています。
▼鉄道コレクション第17弾 (京王帝都電鉄 デハ2400形)
1963年の昇圧まで京王線で活躍した通勤電車です。
元をたどれば京王電気軌道の400形で、大東急合併時に2400形に改められました。
実物は2410号のみ現存し、今後は京王れーるランドで保存展示される模様です。
鉄コレの車番は2404になっており、後に京福電気鉄道に譲渡された番号です。
▼鉄道コレクション第17弾 (京福電気鉄道 ホデハ260形)
先ほどの京王帝都電鉄2400形を改造の上で譲り受けた車両です。
京福電気鉄道福井支社管内で1976年まで活躍しました。
先ほどの2404号を含む3両が京福ホデハ261形となりました。
▼鉄道コレクション第17弾 (庄内交通 モハ8)
こちらも京王帝都電鉄2400形を改造の上で譲り受けた車両です。
元2405号が庄内交通モハ8となり、1975年の湯野浜線廃止まで活躍しました。
車体が短いので、輸送量の小さい地方私鉄では使い勝手が良かったようですね。
▼鉄道コレクション第17弾 (上田交通 モハ5250型)
上田交通別所線で活躍したモハ5250形は、もともと上田温泉電軌ナデ200形として3両が製造されました。
大正時代の電車に見られた、戸袋窓が楕円形になっているデザインがチャームポイントで、
“丸窓電車”と呼ばれ、廃車後も3両とも静態保存され、現在でもマスコット的存在の電車です。
模型は5251号車でさくら国際高等学校で保存されている番号です。
▼鉄道コレクション第17弾 (高松琴平電鉄 1000形)
高松琴平電気鉄道1000形は前身の琴平電鉄が開業時に用意した1926年生まれの電車です。
全部で5両ありましたが、120号が現在も動態保存車として活躍中です。
鉄道友の会エバーグリーン賞を受賞したほか、経産省の近代化産業遺産にも指定されるなど、
大変歴史的価値を持った電車です。
模型の車番は動態保存車の120号となっています。
▼鉄道コレクション第17弾 (高松琴平電鉄 3000形)
こちらも同じく高松琴平電鉄の電車で1926年生まれの電車です。
先ほどの1000形は汽車会社製ですが、3000形は日本車輛製なのです。
模型の車番は動態保存車の300号となっています。
この300号は前後の戸袋窓を登場当時の丸型に復元しております。
▼鉄道コレクション第17弾 (箱根登山鉄道 モハ3形)
前身の小田原電気鉄道が導入したモハ2形(登場時はチキ2形)と同等の車体を持ちながら、
電装品は純国産となったのが箱根登山鉄道モハ3形(登場時はチキ3形)です。
3両が作られましたが、全車が廃車されてしまったため現存していません。
車番はトップナンバーの113号です。
先に登場したモハ2形が何度か更新された上で現在も活躍中のため、
なぜかモハ3形も今でも走っていそうな気配がありますね。
●鉄道コレクション 上田電鉄 7200系 セットA (2両セット)
上田電鉄7200系は、元東急7200系2両編成5本を譲り受けたものです。
今回鉄道コレクションで製品化されたのは、
先ほど鉄コレ17弾に登場した5250形をイメージした
丸窓電車装飾となっている編成です。
▼鉄道コレクション 上田電鉄 7200系 セットA
上から。
▼鉄道コレクション 上田電鉄 7200系 セットA (デハ7200形)
パンタグラフ付き制御電動車のデハ7200形です。
▼鉄道コレクション 上田電鉄 7200系 セットA (クハ7500形)
制御車のクハ7500形です。
▼鉄道コレクション 上田電鉄 7200系 セットA (デハ7200形)
丸窓電車の塗装を再現している他、一部の窓は楕円形の丸窓を模しています。
車番、各部のステッカー、手摺の色分けなど細かいですね。
▼鉄道コレクション 上田電鉄 7200系 セットA (クハ7500形)
ライトリムや手摺が銀色に塗り分けられているのはビックリ。
方向幕はちょっと奥まった位置に見えるのが妙にリアルです。
●鉄道コレクション 豊橋鉄道1800系 セットA (3両セット)
豊橋鉄道1800系も元東急7200系です。
上田電鉄は2両編成ですがこちらは3両編成です。
今回は3両編成中3両が先頭車となっている編成を再現しています。
車番は末尾が2の1802Fとなります。
▼鉄道コレクション 豊橋鉄道1800系 セットA
上から。
▼鉄道コレクション 豊橋鉄道1800系 セットA (モ1800形)
制御電動車のモ1800形です。
▼鉄道コレクション 豊橋鉄道1800系 セットA (モ1810形)
制御電動車ですが事実上の中間車となっているモ1810形です。
▼鉄道コレクション 豊橋鉄道1800系 セットA (ク2800形)
制御車のク2800形です。
▼鉄道コレクション 豊橋鉄道1800系 セットA (モ1800形)
オレンジのブロックパターンが鮮やかです。
車番表記やTOYOTETSUロゴなど細かいです。
▼鉄道コレクション 豊橋鉄道1800系 セットA (モ1810形)
こちらは中間車となっているため貫通扉が無く、方向幕も白地です。
貫通扉部分を作り分けていることが覗えます。
▼鉄道コレクション 豊橋鉄道1800系 セットA (ク2800形)
サイドからもご覧ください。
先頭部は「く」の字に上下左右に折れた形状で、
ダイヤモンドカットと呼ばれている珍しいデザインです。
それでは「その2」に続きます。
担当:カピの塚
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