“フルーツライン”という愛称のあるJR線があります。
それが左沢線です。
左沢………!?何と読むのか一瞬分からない方も多いかもしれません。
難読地名や難読駅名はよくありますが、今回は難読路線名です。
「左沢」と書いて「あてらざわ」と読みます。どこを走っているか、ですが。
この地図をご覧ください。
山形県です。
北山形~左沢間、約24kmの地方交通線です。
全ての列車が奥羽本線の山形駅を始発駅としており、
山形~北山形~左沢間、所要時間は40分くらいです。
何故にフルーツラインかと申しますと、
沿線は、さくらんぼや洋梨などの果物の産地があり、
それに因んで命名された愛称なのです。
お昼時にフルーツ盛りだくさんの光景を思い浮かべると、
なんだかお腹が空いてきますね。
そのフルーツライン左沢線のNゲージが発売予定ですので、
そのお知らせです!
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JRキハ40 500形 ディーゼルカー 左沢線 (2両セット) (塗装済み完成品) (鉄道模型)
以前の
ブログでもご紹介いたしました、宮沢模型限定モデルです。
車種はキハ40形500番台で、左沢線専用色となっています。
車体側面のカラフルな3色の三角形の図案と、
前面ならびに側面に描かれている細い3本の帯が特徴です。
この塗装のキハ40形は1993年頃まで左沢線で活躍しました。
左沢線は基本的に2両編成で運行されるので、模型のほうも2両セットとなっています。
試作品ではJRマークが付いていますので、時代設定としては、
民営化以降で1993年頃迄の姿と考えて良いかと思います。
2両編成ですので、小さなレイアウトで楽しめます。
山形駅のような新幹線が発着する地方都市の終着駅の風景、
遠くに山々が連なり、果物畑が広がる中に単線が伸びるローカル線の風景、
そして最上川のような大きな川を渡る鉄橋のある風景など、
沿線にある独特な風景をレイアウト上で再現されてみてはいかがでしょうか。
左沢線の最上川橋梁は、明治時代に建造された
「ワーレントラス橋」で非常に貴重な鉄橋だそうです。
宮沢模型限定モデルのため、生産数に限りがございます。
大変恐れ入りますが、お一人様1個限りとさせていただきます。
ご予約はお早めにどうぞ。
ところで、JR東日本の地方交通線で活躍中のキハ100系のうち、
車体長16~17m級のキハ100形は基本的に白と黄緑色の車体色です。
しかし、左沢線に配属されている車両は装備が異なります。
形式名はキハ101形となっており、しかも車体色は白と水色の組み合わせ。
左沢線以外では乗ることができない珍しいディーゼルカーとなっています。
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宮沢模型商売繁盛応援セールレポート その2 (2009/11/04)
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