こんにちは、カピの塚です。
JAM国際鉄道模型コンベンションのレポートをお届けします。
今回は、レイアウト・ジオラマ造りに欠かせない素材メーカーの2社のブースです。
光栄堂
▼モデリング・ウォーター
以前ホビーサーチBlogでもご紹介したことのある
モデリング・ウォーターです。
(2012/03/14の記事ですね)
目的の場所にチューブから練り出すだけで簡単に水の表現が可能です。
▼モデリング・ウォーターの使用例その1
そのモデリング・ウォーターの使用例の小さなジオラマが展示されていました。
▼水面の拡大写真
2層にしてあるようです。
下層部分が固まったあと、青く塗装し、上層に透明な部分を重ねるという感じでしょうか。
この途中で彩色する方法は深度のある海や河川の表現に用いるようです。
▼モデリング・ウォーターの使用例その2
光栄堂のさまざまな素材を使っているジオラマ製作例ですが、
こちらにもモデリング・ウォーターの使用例が見受けられます。
▼川面の拡大写真
浅い川が流れていまして、透明な水が表現されています。
底の砂利や小石が透けて見えますね。とてもみずみずしい印象です。
水際の植物も濡れている雰囲気が見て取れます。
以上、光栄堂ブースのご紹介でした。
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モーリン
▼モーリン新製品・築堤キット
モーリンこの秋の新製品は築堤キットです。築堤区間が簡単に作れます。
レールおよび道床を載せる基本部分と、両サイドの傾斜部によって構成されています。
素材は発泡スチロールですが、密度の高い物を使っているため緩衝材で使われるものより固めです。
▼築堤パーツ基本部
基本部はこのような直方体で2本セットです。
例として、トミックスのファイントラックS280が載せてあります。
▼築堤パーツ傾斜部
傾斜部は写真の通り両サイドの斜め部分をかたどった三角柱です。
こちらも2本セットとなっています。
▼築堤パーツ使用例
盛り付け例です。
基本部には道床付きレールを敷き、バラスト(砂利)を撒き、
さらに側溝や架線柱などを設置するとリアルになります。
傾斜部にはリアルサンドなど土表現素材を用いて均したあと、
パウダー、フォーリッジ、ライケンなどを適宜用いて植物が生い茂る様子を再現します。
▼HOゲージにも使えます。
スケールは問わないので、HOゲージの線路にも利用可能です。
写真は、カトーのHOユニトラックを置いています。
複線間隔や築堤の幅などを変えたい場合は、基本部を横に並べることで調節が可能です。
▼グラスセレクション使用例
モーリンから発売中のグラスセレクションなど各種素材を使った小さなレイアウトの作例です。
線路をご覧ください。
Rストーン バラストN 粗目 ローカルII (濃茶色)は、
車輪とレールから発生した錆びで赤茶けたバラストの表現に最適です。
牛がいる牧草もリアルですね。
モーリンでは、草地の表現のため、
グラスセレクション、
カントリーグラス、
Rストーン 草地など、
複数パターンの素材が用意されていますので、これらの組み合わせで豊かな表現が可能です。
▼モーリン素材の使用例
写真右隅の道路は
道路作成素材セットを利用したものです。
川原の石は
Rストーン 川石を、
川の水は
メディウムを使って表現されています。
▼同じくモーリン素材の使用例
雪の表現素材もあります。
モーリンでは
Rストーンシリーズのスノーパウダーのほか、
雪職人1号~4号の2系統の雪表現素材があります。
どちらも、表現する場所、スケール、お好みなどでお選びください。
▼模型用スタイロフォーム定型サイズ(A4/A5/B5/B6)
そしてもう一つ新製品の発表がありまして、模型用スタイロフォームの定型サイズ版です。
A4、A5、B5、B6の4種類が加わっています。
小さなジオラマのベースにいかがでしょうか。
会場では先行販売されておりました。
スタイロフォームは硬くて丈夫な建材ですが、軽いうえにカッターで簡単に加工ができる特徴があります。
同じ大きさのモジュールパネルよりはるかに軽いのです。
これからジオラマを作る予定があるのでA4を1つ買ってみました。
以上、モーリンブースのご紹介でした。
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担当:カピの塚
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第13回 国際鉄道模型コンベンションレポート【TOMIX・ヤマネ編】 (2012/08/20)
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第13回 国際鉄道模型コンベンションレポート【レイアウト編その1】 (2012/08/21)
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第13回 国際鉄道模型コンベンションレポート【レイアウト編その2】 (2012/08/23)